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吾喰楽家の食卓

夜席の前(燗酒・塩辛) 

2018年11月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

午後九時から十時の間に寝ることが多い。
寝つきは良い方だが、夜中に一・二回トイレで起きる。
一度、目が覚めても、また、直ぐに寝られるから、さほど苦にしていない。
朝は、大概、四時から五時の間に起床する。
寝起きは良い。
直ぐにでも、朝餉を食べられる。
典型的な、朝型人間だろう。

国立演芸場では、毎月、上席と中席に一回ずつ夜席がある。
定席の夜席を見るのは、一昨年に続き二回目である。
前回も、真打昇進披露公演だった。
極力、夜席を避けているのは、云うまでもなく、途中で眠くなるからだ。
それでも、国立演芸場で、午後六時から始まる鳳楽師匠の独演会を、何回か見たことがある。
風流寄席の宴席で、ご本人から、「如何ですか」と、勧められると断りづらい。
朝型人間の私が、十一月上席の夜席へ行ったのは、落語協会の新真打五人が、勢揃いするからだ。

落語に限らないが、外出が決まると、何処で何を食べるか、真っ先に考える。
開演時間から逆算し、午後四時十五分前後に夕餉を食べることにした。
お気に入りの立ち食い寿司屋である。
日頃は昼餉なので、生ビール(小)で我慢している。
自宅に居るときは、その頃から晩酌を始めることが多い。
今回は夕餉だから、清酒を飲むことにした。
呑兵衛で食いしん坊の私は、事前に、ここまで決める。

晩酌だと、真冬でも冷酒(ひやざけ)を飲むことが多いけど、燗酒が飲みたくなった。
多分、お湯で温めたのだろう、お燗の加減が実に良かった。
ちびちび遣りながら、いつもと同じに、本マグロの三種盛から食べ始めた。
右隣の御婦人が頼んだ、イカの塩辛の握りが美味しそうだったので、つまみで頼んだ
もっと早く、注文しなかったのは失敗だった。
塩辛の量が多く、半分も食べないうちに、酒が無くなったのである。
一本だけ追加し、ホロ酔い気分で店を出て、国立演芸場へ向かった。

   *****

写真
11月9日(金)の夕餉(池袋の立ち食い寿司屋で)



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