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吾喰楽家の食卓

初物(栗ご飯)後篇 

2018年09月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

栗ご飯は、生栗の皮を剥きさえすれば、九割は出来上がったと思っている。
もしかしたら、それ以上かも知れない。
昨日、朝餉の片付けを済ませ、支度に取り掛かった。
通常のご飯を炊くのと同じことをしてから、少しだけ水を抜き、同量の調味料を入れ、水で洗った冷凍庫の栗を米の上に並べた。

炊き上がったら、栗を取り除いてから、ご飯を混ぜるのが良いのかも知れない。
器にご飯を盛ってから、栗を載せるのである。
敢えて、一緒に掻き回し、崩れた栗をご飯に混ぜ込んだ。
見栄えよりも、食べやすさを重視した。

早速、小さな皿に盛り、栗ご飯が好きだった妻の仏壇に供えた。
次に、電気釜の半量を、お裾分け用にパックへ詰めた。
残りを、冷凍用の容器一個へ詰め、更に茶碗二つに盛った。
栗が多いので、その数は白飯の五割増しになった。

早速、昼餉で食べることにした。
おかずは紅鮭、汁物はモズクの澄まし汁、そして、本来は漬物だが、適当なものが無かったので、生野菜で代用した。
栗ご飯に、キムチという訳にはいかない。
肝心の味は、云うまでもないだろう。


   *****

数日前、テレビのグルメ番組で、上越市の豚汁を紹介していた。
新幹線を降り、タクシーに乗っていたが、何処へ向かっているのか、ピンときた。
現役時代、近く(旧・新井市)に得意先があったので、よく利用していた店である。
元気そうな店主の顔をテレビで見て、豚汁が食べたくなった。

前夜の豚キムチに使った、肉が残っていた。
豆腐と玉葱もあったので、夕餉は豚汁を作ることにした。
この豚汁の特徴は、大量の玉葱を使うことである。
味噌を控えめにしたのは、好みもあるが、健康を考えてのことだ。

早速、豚汁から食べ始めた。
記憶にある店の豚汁より、薄味である。
単に味噌が少ないだけで、肉や玉葱の旨味は充分に感じられ、納得の味だった。
涼しくなったとはいえ、食べ終えたら、満足感と共に汗が噴き出してきた。

   *****

写真
9月8日(土)の昼餉(栗ご飯)と夕餉(豚汁)



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