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2018年07月27日 外部ブログ記事
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 トランプ大統の貿易戦争は米国にとって本当に効果があるのか?

 写真は東京にある謡蹟「隅田川。向島の木母寺にある梅若塚梅若丸の旧跡と言われる。
 
 トランプ大統領は対米貿易赤字を減らすべく、対中、対日、対欧州などの主要貿易相手国に対し、関税の引き上げ交渉を強引に主導してきた。これまで自由貿易を主張し各地域の貿易障壁をなくす方向でリーダーシップを発揮してきた歴代の大統領とは全く異なった戦略である。その手法も経済理論ではなく、個別の貿易取引条件を外交カードに使い、ディール(個別取引の条件交渉を自ら演じ)として自らの実績(成果)を強調したいようだ。

 その理由は自分がまいた種(ロシア疑惑、女性スキャンダルなど)に芽が出ないように、権力を振り回し、閣内の反対意見を封じ込め、多くの良識ある米国人を呆れさせている。最大の成果は対北朝鮮合意にあるが、核廃棄に向けた北朝鮮の動きは確認できない。

 欧州との自動車を除く工業品の関税撤廃で合意し、トランプ大統領はユンケル欧州委員長と取り敢えず休戦協定を結び成果を強調した。一方国内ではGM、やGEのような米国を代表する企業の決算見通しは輸入関税が上昇することによりコストベースが上がり、大幅減益とのことである。

 TPPなどを含む自由貿易の枠組みは個別の二か国の貿易交渉で無駄な時間と「力の交渉」に任せるより、地域間で合理的な貿易の枠組みを作ることが先人の知恵であったはずだ。何時までもトランプ大統領の芝居を眺めているだけでは進歩がない。自由貿易の騎手である日本は外交手腕を発揮し、親トランプの先方を担う安倍首相の出番が近いのではないか。

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