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吾喰楽家の食卓

古典落語『一文笛』 

2018年05月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

隼町の国立演芸場へ通い始めて、四年目に入っている。
三年前の二月上席が、隼町のデビューで、トリは三遊亭小遊三だった。
大店の一人娘の婿養子が、三人死ぬ『短命』という噺だった。
翌月の三月は、国立劇場のデビューで、中村橋之助(現・芝翫)の『髪結新三』を見た。
国立演芸場は、行っていない。
四月上席が、隼町に於ける二回目の落語になる。
落語に夢中になる切っ掛けの公演なので、印象深い。
トリは林家正蔵で、演題は『一文笛』だった。

昨日、Eテレの『日本の話芸』で、三遊亭圓楽が、その『一文笛』を高座に上げた。
三年前の林家正蔵以来、実演だけでなく、テレビやラジオでも聞く機会がなかった。
スリの不用意な情けが元で、子供に災いが及ぶ噺で、上方落語の桂米朝(故)が作った古典落語である。
圓楽は、マクラで「桂ざこばの教えを乞うた」と、云っていた。
ざこばの口真似は、実に見事だった。
勿論、『一文笛』の出来は、中々のもので、背筋がゾクゾクするほどであった。
笑点を始めとし、テレビのレギュラー番組でタレント活動しているが、もっと、この種の落語を聞かせて欲しい。
今日の午後、『一文笛』の再放送があるので、見るつもりでいる。

あらすじ
http://sakamitisanpo.g.dgdg.jp/tannmei.html『短命』
http://sakamitisanpo.g.dgdg.jp/itimonhue.html『一文笛』

   *****

写真
5月6日(日)の昼餉(地鶏の親子丼)と夕餉(黒豚の生姜焼と鰤の塩焼)



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