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2018年03月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 「君たちはどう生きるか」

 吉野源三郎の主題の著書については前にもこの本で紹介しました。文庫本を購入し半分ほど読んだ処で友達や子供達に推奨し、このブログでも紹介したのですが、文庫本ではあまりに文字が小さすぎ、私には目の負担が大きすぎ読書を中断していました。昨日、マガジンハウスの大盤本を購入し読み終えました。初版は2017年8月24日、第15班版が2018年1月24日に発行されています。いま、どこの本屋さんに行っても漫画本も含めベストセラーとして山積みされています。

 ご存知のように原本は1962年に出版された本を一部現在風に修正し再販した子供向けの修身本(生き方を考えさせるため)です。ところが、子供たちのみならず、親たちにも広く読まれているようです。時代は変わり、社会の変化も当初出版時とはまるで異なりますが、貧困やいじめの問題の本質は今も同じです。今、この本が親たちにも注目されて読まれているのは、戦後の日本の復興と経済成長、そして長い低迷の時代を経て、ナポレオンの例に出てくる、「勇気、正義、決断力、意思の強さ」、に心を動かされているからではないでしょうか。これらの言葉はややもすると経済中心主義の戦後日本では封印されてきました。

 日本は今、「超高齢化社会」の諸課題に直面しています。「人生100年時代」ともいわれる中、私たちはどう行動し、どう生きるかという問題に個人個人がそれぞれの立場で立ち向かわなければなりません。子供たちの修身本としては勿論ですが、大人たちの挑戦課題でもあるそれぞれの未来に「君たちはどういきるか」と著者が問っているようにも思えます。私自身、過去の自分の判断に寸分たりとも誤りはなかったとは思っていませんが、これまでの人生を振り返り、後悔することはありません。それでは自分の正しいと思う判断をすべて実行出来たかと問われれば、否と答えざるを得ません。残された人生をより豊かに過ごすために、自分の考えを行動に移し、後悔の無い人生を全うするための手本にしたいと考えています。日々是好日。

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