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中井悠美子「四季の絵文日記」
Vol. 873 山頭火の終焉の家を訪ねました(四国松山)
2017年10月16日
テーマ:テーマ無し
9月21日・・・松山への旅二日目のことです。
山頭火終焉の家として整備されたという・・・内部見学も出来るという。
そんな説明に引かれて訪れた「家」・・一草庵は・・なんと「多草庵」になっていました〜〜〜。
しばし呆然!唖然!え〜〜〜〜!
手入れされていない周辺は、草ボウボウ。
まるで忘れられたような一角!
秋草の中に埋もれるように、人気のない家は「声も」無く立っていました。
そんな中タクシーの運転手さんの声だけが。妙に響き渡ります
(松山城からここまで、親切で「饒舌」なタクシーの運転手さんが運んでくださったのです)
さて、その「家」・・整備されたときはこんな感じ
玄関前には青柿が・・桃栗三年柿八年・・と言いますから、この柿の実り方をみますと
案内用に撮られて(写真)から相当の年月が経っているようです。怒り!!・・詐欺だよ〜!
季節を違うことなく咲いていた「彼岸花」赤く白く・・・
この花だけが、私たちを「よう、お越し」と、出迎えてくれたのでした。思い出に残しておこう!
曼珠沙華 一むら燃えて秋陽つよし そこ過ぎてゐる しづかなる径
木下利玄の歌をおもいだしながら・・・
さて、山頭火は自由律俳句の代表として、同じ「層雲」の荻原井泉水門下の同人、
尾崎放哉と並び称されていますが、二人ともに酒癖によって身を持ち崩し、
師である井泉水や兼崎地橙孫ら支持者の援助によって生計を立てていたとか。
山頭火は晩年の日記に
「無駄に無駄を重ねたような一生だった、それに酒をたえず注いで、
そこから句が生まれたような一生だった」と記しているそうです。
二人の句はどこか似通っているように感じます。
句の中から「孤独・寂しさ」そんな思いが伝わってくるのです。
山頭火の句
●うしろすがたのしぐれてゆくか
●どうしようもない私が歩いている
●この旅、果もない旅のつくつくぼうし
●まつすぐな道でさみしい
●分け入つても分け入つても青い山・・・中学の教科書にも取り上げられていますね
●鉄鉢の中へも霰
●おちついて死ねそうな草萌ゆる・・・一草庵に移ってから詠んだとか
尾崎放哉の句
●こんなよい月を一人で見て寝る
●咳をしても一人
1939年(昭和15年) 松山市「一草庵」で死去。享年58
1926年(大正12年) 小豆島「南郷庵」で死去。享年41
さて、皆様本日もご訪問頂きありがとうございました・・・
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