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趣味　

2017年09月10日
テーマ：テーマ無し

　能楽鑑賞


　写真は銀座シックス、観世能楽堂　今年4月20日会場を記念して能楽堂内に飾られています。

　さて昨日は渋谷東急セルリアン能楽堂において金剛流の皆さんによる、お披露目の会がありました。私の友人Ｍさんは大学時代から取り組んでこられ、昨年はお能「花月」の16-7歳の美少年をを演じられ、今年は「遊行柳」の舞囃子で、柳の精を「序乃舞」でご披露されました。

　場面設定は、晩秋ある日、東北にて布教をしていた遊行上人一行が「朽木の柳」に差し掛かり、その夜、念仏を手向けていると、夢の中に老柳の精（シテ）が現れ、柳にまつわる様々な故事を語り、「序乃舞」が始まります。
一部動画をＦＢにアップしましたので、ご興味のあるかたはご覧ください。

　さすがに年季の入った堂々とした舞で素晴らしく、老柳の精をくまなく表現されていました。謡を勉強し始め数年になりますが、逆立ちしてもＭさんに近づくことは出来ません。でもこうしてお披露目の会に案内頂き、勉強させてもらうだけでありがたいことです。

　お能「乱」、舞囃子「山姥」、素謡「花筐」なども楽しませていただきました。流派が違うと謡い方、詞章も少しづつ変わります。詞章が同じでも、地謡とシテ謡が流派により多少変化するのはお能の演出上の考えの相違から来るのでしょうか。日々是好日

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