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2017年08月22日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 ICT×シニア 明るい未来


  このテーマは、私がNPO設立以来自問してきた、課題です。「超高齢化社会」の到来を迎え、即ち、これからの日本はどのような課題と可能性を持っているのか。認定NPO法人プラチナ・ギルドの会の設立趣旨は一人でも多くのシニア世代が、、社会で培った経験を活かし、少しでも社会参画・貢献できる社会を実現することです。

 今回の海外旅行に出発する前、写真掲載の著書をくまなく読み、著者である、檜山敦(東京大学工学部卒、現在、東京大学先端科学技術研究センター特認講師)にお目におかかり、私の問題意識を議論する機会を得ました。本著書が発売された7月14日以降、お目にかかる人、そして二度の講演などの機会にこの本を紹介してきました。単なる知識としても重要ですが、これからの働き方改革の行方を予想させる意味でも必読の書だと思います。

 日本の企業社会における個人の働き方、企業との主従関係(新卒採用を基本とした終身雇用を前提したサラリーマン社会)は、韓国などの一部アジア諸国の例外を除くと、国際的には違和感のある雇用形態です。アングロサクソン社会では、雇用形態は”就職”ではなく、”就業”なのです。従って、個人も企業も終身雇用を前提とせず、ジョブ(仕事)と報酬はリンクすると同時に、雇用関係も原則、性別、国籍、を超え、ジョブ・ディスクリプション(仕事の詳細設計)が厳格に決められており、毎年の人事評価は報酬とジョブが適正化どうかを双方で話し合うことで決まります。ジョブが個人の能力比小さすぎれば、個人はより大きなジョブを求めて「転職」することになります。

 この書籍の本質部分は、超高齢化社会(長寿社会でもある)に、ICT(特に、クラウドとロボット)を活用することで、生涯現役社会を実現できる点に焦点があります。と同時に、労働力減少社会でも持続的成長を促す、政府が目指している働き方改革にもつながるところにあります。現在、米国や英国などでは、スキルを有する自営業者(インディペンダント・コントラクター)の形態が増加しつつあります。

  日本では労働力不足を補う目的で、今後益々外国人労働力を活用することが必要となります。また、外国人留学が増加する中、日本企業に働きたい留学生は多いが、外国人を活用できる日本企業が少なく、日本企業のカルチャーの中では人材の定着に問題が生じている点も指摘されています。そのような中、昨日、著者である檜山先生もかかわっておられる、、株式会社サーキュレーション(2014年新設のプロフェッショナル人材のシェアリングサービス提供会社)を訪ねました。このブログの続編はまたの機会に書かせていただきます。

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