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少し道草 

2017年08月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 最近の世界観


 写真は我が家の二階から昨日17;00時過ぎに撮影したもの。お分かりだろうか、空は雷雲で明らかに二段に別れ、空全体に広がりつつある。17;30頃には、激しい雷雨で強烈な閃光と轟音がとどろく。日中はお天気も素晴らしい一日ではあったのだが・・・
 
 海外旅行中は新聞も時折日経電子版をアイパッドで見る程度で、ロンドンでもスペインでも世界の情勢に疎くなりがちである。勿論、北朝鮮情勢はICBMの度重なる打ち上げ実験と、その度にトランプ大統領のキム政権に対する、軍事的示威行為、口先攻撃、国連決議、安倍総理のいつもながらのコメント。

 このところ、トランプ大統領は就任以降孤立無援で、支持率低下、公約も通商関係以外は何一つ実現できず無力化が甚だしい。発言も「very ,very」等の形容詞の繰り返しが多く、言葉が出てこない所謂、認知症現象も甚だしいい。このまま推移すると、突然自ら大統領のポジションを投げ出すのではないかとの噂も出ている。

 一方の安倍首相もこのところ国内政治運営を誤り、一強体制が崩れつつある。内閣改造で仲良し内閣から脱却、仕事優先の布陣は取ったが先行きは不明だ。英国のメイ首相の後任人事がどうなるのか、ロンドンで聞いてみたが、まったくこちらも見えてこない。政治指導力を発揮しているのは、プーチンと習近平ぐらいではないか。これでは金正恩に見透かされ、彼のやりたい放題だ。

 ISはシリアでは追い詰められてはいるが、度重なるヨーロッパ主要都市での、無差別テロ行為が、たまたま訪問中のバルセロナでも発生した。日本でも秋葉原で組織的な背景はなかったものの同様の事件が発生しており、今や不満を有する個人や組織的テログループによる、観光客や人通りの多い場所を狙う、車での攻撃が増加している。貧富の格差が拡大し、社会が分断される中、国際的には移民、難民問対策がこれからの社会課題になってくる。

 昨夜の関東圏での雷雨は勿論天候不順そのものではあるが、天の神様が人間が繰り返す愚かさに鉄槌を加えているかのように思えた。政治の問題はあくまで、一人一人は非力ではあるが、究極的にはその責任は代表を選んだ国民にあるのだ。

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