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人生いろは坂

赤い雨の正体は何か 

2017年07月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 世界各地で赤い雨が降っている。インターネット上でのオカルト的なニュースかと思っていたら
つい先日、NHKの番組でも取り上げていた。

 赤い雨の正体はいったい何なのか。採取したサンプルを調べてみると正体は微生物であった。
しかもその微生物のDNAは地球上のものではないらしい。

 ある学者は地球上から巻き上げられた微生物が大気中で繁殖し、雨となって再び落下したもの
だと言っている。しかしDNAが地球上のどの微生物とも似ていないとなると話は別だ。

 地球上のものであるにせよ、宇宙から飛来したものであるにせよ、不思議な現象である。
実は一口に微生物と言っても、その種類も生態も良く分からないものが多い。と言うか、
そもそも顕微鏡下で生きたままの生態を調べることは容易なことではない。

 微生物の中には不思議な生態をしたものが数多くいる。その中でもシアノバクテリアというものが
赤い色素を持っている。シアノバクテリアそのものは地球上にごく普通に生息している。

 シアノバクテリアの遠い祖先が劇毒物で満たされた海水を餌に繁殖し、繁殖する過程で
二酸化炭素などを分解して酸素を作り出したとされている。壮大な微生物のドラマである。

 今の植物の中で新芽が赤い色をしたものもあれば、紫蘇の葉のように赤いままのものもある。
決して炭酸同化作用をする葉緑素が緑とは限らない。赤い色をしているものも同じように
炭酸同化作用をするのである。

 従って、今回、世界各地で不思議な光景を呈している赤い雨の正体も、あるいはシアノバクテリアの
仲間かも知れない。そんなものが創生期の地球に飛来し大繁殖したのかも知れない。

 それらが地球上のものでないとするならば何処か遠い宇宙から飛来したものに違いないのである。
そうした微生物は隕石に乗って地球に到達したとき、空気との摩擦によって高温となる。そうした高温にも
耐えられるような微生物と言うことにでもなれば、地球上で大繁殖した微生物もかつてはこうして
地球にもたらされたものかも知れない。

 いわゆる高温にさらされると微生物は死んでしまうだとか、高濃度の宇宙線や放射能の中では
生きていけないだとか、私たちの常識のようなものは通用しないことが、これらの生態を知れば
知るほど明らかになりつつある。

 まるで宇宙は意思を持ったもののごとくドラマチックに生命誕生のプロセスの不思議さを
私たちに突きつけている。そして今や波動というものが宇宙の全てだと言うことも明らかに
なりつつあり、私たちの思考を超越した摩訶不思議な世界を垣間見つつあるのである。

 私たちはいつも言われているように、この世の中の数パーセントにも過ぎないことだけを発見し
全てが分かったような顔をしているけれど、実はその数パーセントも分かっていないのではないだろうか。

 仏教の般若心経は不思議にも我々がやっと明らかにしつつある宇宙の成り立ちについて単純明快に
解き明かしている。「色即是空、空即是色」この世の中は存在するように見えて存在していない。
存在していないように見えて実はそこにある。

 何とも理解しがたい表現ではあるが、ある意味、真理を就いているように思える。実体を
見ているのは自分であって、自分という存在なしに、そこに何かがあるとは言えないのである。
見ようとしている自分自身も脳の働きによって、意思(意識)という波動が生ずるからこそ
見えているのである。般若心経は、そこのところを「色即是空、空即是色と」いう言葉で現している。

 従って、意識の有り様によっては人それぞれに見えている世界が違うのかも知れない。いや、話は
大きく横道に逸れてしまった。赤い雨の話であった。赤い雨の正体が明らかになると、生命誕生の謎や
歴史を書き換えることになるかも知れない。楽しみである。

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