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ジューンベリーが熟れる頃 

2017年06月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 ブルーベリーなら知っているが、ジューンベリー(それ何?)と思う人は、比較的多いのでは
ないだろうか。そうです。今日の話は、ジューンベリーのことなのです。

 ジューンと言うからには、六月の果物。そしてベリーなのです。ジューンブライドと言うと
六月の花嫁、西洋では、六月の花嫁は幸せになると言われています。日本では、六月はと言うと
梅雨が始まる時期なので、何となく良い印象はないのですが、梅雨の鬱陶しさとじめじめした
ことさえなければ良い季節なのかも知れません。

 私は、ある時、ある場所で、この果物と出会いました。この季節にあったあるイベントで
その地へ赴いた際、偶然にも赤や赤紫色に熟した実を付けたその木を見つけました。食べてみると
意外にも美味しいのです。ブルーベリーほど濃い味ではないのですが、また特徴らしい特徴も
あまりないのですが、少し甘みもあって今まで味わったことのないものだったのです。

 以来、この実のことが頭から離れなくなり、何とかしたいと思うようになりました。そして
実の季節が終わった頃、その木の枝を持って帰り挿し木をしたのです。その内の何本かが根付き、
今は私の身長くらいの大きな木になりました。もう少し大きくなる木ですが、とは言いながら
巨木とはならないようです。実の写真を載せておきます。インターネットで調べると苗木の販売も
していますし、私のように自家栽培している人もいるようです。

 ジャムに向かないか。家内にも相談してみたのですが、意外にも口に触るような種があるのです。
むろん種は飲み込んでも良いし、かみ砕いてもいやな味はしません。ただ、この種がある故にジャムと
しては販売されていないようです。種を取り除くことが出来るような網目のネットで裏ごしすれば
問題はないかも知れません。今はもっぱら私だけが畑でつまみ食いしています。

 ある年、防鳥ネットをしていなかったら雀が群がって食べていました。また、ある年はネットを
していたのに隙間から入り、出られなくなってばたばたしていました。ネットの中の実は、ほとんど
食べ尽くされ、その年の収穫は出来ませんでした。雀は、一度味を知ると仲間を呼んでくるようです。
ネット内に閉じ込められて怖い思いをしたにも関わらず、その後も何度も来ていました。その雀が
翌年も生きていたかどうか分かりません。今は来なくなりました。

 ジューンベリー、梅、スモモ、そして桃と収穫期は続きます。枇杷は今の季節が収穫期です。
この果物は、灰汁が強く、傷つくとそこが黒くなってしまいます。扱いにくい果物なので大量に
収穫できてもリンゴやミカン、梨のように市場に出回る量は少ないようです。家庭内で作り食べる
果物なのかも知れません。

 桃は最も栽培しにくい果物だと思います。それにも関わらず未だに作り続けています。自家栽培の
桃は、姿形は良くなくてもとても甘く美味しいのです。それは旬を選んで食することが出来るからです。
今までも出来の良いものも悪いものも沢山収穫してきました。

 スモモも三日の旬と言われるほど収穫期は短く、やはり市場には出回りにくい果物です。本当に
美味しいものを味わおうとすれば店先のものでは味わうことはできません。やはり自家栽培が必要です。

 今年はことのほか梅の実がたくさん付いています。砂糖で抽出して梅ジュースを作るつもりです。
爽やかな梅の香りは夏の暑さには、もってこいの飲み物だと言えます。

 冬の果物と違い、夏の果物、特に桃は収穫のタイミングが難しく、木で熟しすぎてもいけないし、
むろん熟してなくては味も良くありません。完熟で枝から落ちる少し前が収穫期だそうです。
このタイミングが実に難しいのです。果たして今年の出来はどうでしょうか。やっと袋掛けが終わった
ばかりです。

 夏の果物は、味もさることながら香りも良いのです。食べたとき、口一杯に広がる爽やかな香り、
この香りも食するときの楽しみでもあります。

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