メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

流老記

小便爺 

2017年05月31日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

きょうも朝から暑い。

湿気が高くなっているのだろう、
この先が思いやられる。

それでも
いつものコースへ。

最近では、
駅のコーヒーショップが
砂漠のオアシスとなって来ている。

コーヒーもアイスばかりなのは
しょうがないか。

喫煙スペースに
カメラマンの姿を見つけ、
よう、と声掛けして座る。

何となく元気がない様子に、
どうした?と問うと、
ちらりとこちらを見てうなだれる。

やっちまったぜ、とポツリ…

何をだ?と重ねると
股間を指すので、覗きこんだら、
ズボンに大きなシミが…

漏らしたのか?に
間に合わなかった、と呟く。

笑いをこらえながら、
とうとうやって来たか、と慰める。

何を勘違いしてるんだよ、
そうじゃなくてさ、と説明を始める。

要は、朝にパンツを
前後逆に穿いてしまったことに気づかず
このショップに入る前、
トイレに寄ったらホースが出て来なくて
焦れば焦るほど出て来ないで、
挙句、間に合わなかった、らしい。

こっちの目を見ながら
まだ下の始末ができなくなるほど
ボケちゃいないからな、と訴える。

そろそろ紙オムツを用意しておいた方が
いいんでないの、とふざけるも
まだまだ、と即答してくる。

ブリーフタイプはやめたら、と言うと
都会の男はブリーフに決まってるじゃん、
と威張るから、
股間に大きなシミを作ってもかい?とイジる。

そろそろ
冗談ではなくなるかもしれない歳ごろだなあ。

元帝国海軍軍人だった父は
入院して、オムツを穿かされたことで
マジに泣いたらしい。

小一時間ほどかけて
ズボンを乾かしている間、
お寝小の話とか
怖ろしい目にあって失禁した話とかで
互いの経験談を交えて盛り上がった。

子供の頃、
褌をしていた時期があったけれど
記憶が遠すぎてうろ覚えだわさ。

ただし
寝小便したときの感触は
いまだに覚えているから、
思い出すだけでいやだなあ。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

ハナコおばさん

根無草さん

よほどの屈辱だったんでしょうね、
脱走しました。

そのとき
大たい骨を骨折し、
以後、死ぬまで動けなかったんですよ。

今では笑い話ですが、
当時は母共々、
扱いが大変だったのを覚えています。

私も、
旦那と同じでオムツに抵抗などありません。
そのときがきたら
アルマーニのオムツを穿いて
自慢しまくりますよ。

2017/06/01 21:10:39

村雨さん

根無草さん

箒に乗って
甲州へ行くなんて素晴らしい。

Qさんが喜ぶことでしょう。

2017/06/01 21:00:01

そうですか、

ハナコおばさんさん

入院中お父上はオムツを穿かされて…。
気丈で誇り高い軍人さんだったんですね。

ウチの夫、前立腺がんで手術して、当時、平気でオムツ穿いていました。(^^;)
吹けば舞うようなホコリしかなかったのかな(^^ゞ

2017/06/01 16:18:24

背中が寒い!

さん

そう思ったら、下着を前後ろ反対に着ていました。
そのうち箒にも反対に乗るようになるかも。
横浜へ行くつもりが、甲州に行ってたりして。

2017/06/01 08:24:11

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ