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突然のお別れ 

2017年04月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

お向かいに住む方が、45歳の若さで突然亡くなりました。

私の家のリビングの窓からは通りを挟んでお隣の玄関が丸見えで、朝から三台も救急車が来てバタバタといろんな機材を運び出して2時間もいた挙句、誰も運ばず静かに帰っていき、そのあとすぐに静かにパトカーがやってきたので、何かあったことはすぐにわかりました。

でもその時点では、そのお宅には私の母と同い年のおばあちゃんがいて、年末倒れて病院に運ばれて以来退院はしたものの寝たり起きたりの生活を続けていたので、おばあちゃんに何かあったのだと思っていたのです。

翌日様子お向かいに伺いに行ったら、何かあったと思っていたおばあちゃんが出てきて、でもその時点でもなお、亡くなったのは息子さんの方だとは夢にも思いませんでした。
ただでさえ拙い英語で、聞き間違いではないかと二度三度聞き返し、それでも信じられませんでした。

彼は朝、胸が痛むと言って階段に座り込み、そのまま帰らぬ人となったそうです。
一週間ほど前にも胸が痛いと言い、その時は1時間ほどで収まってしまい、そのあとは本人もそれほど気にしておられなかったとのこと。
それまでは健康状態にはまるで問題も無かったそうです。

胸が痛んだ段階で医者に行っていれば、もう少し早く救急車を呼んでいれば…と悔やんでぽろぽろ泣くおばあちゃんは、小柄な体が、さらに一回り小さくなったかのようでした。


お向かいは、私たちが越してきた時には老夫妻お二人で住んでおられました。
それが、私の父が亡くなったのと同じ年にその家のおじいちゃんも亡くなって、一人になってしまったおばあちゃんのもとに、独身だった息子が帰ってきて、そのままずっと一緒に暮らしていました。

彼は大型トラックの運転手さんで、見た目はイカついいかにも「トラックの運転手」という雰囲気の強面のあんちゃんでしたが、気の優しい人で、私たちにはとても親切にしてくれました。

これを書いている今でも、まったく信じられません。
つい先日も、具合の悪い自分のお母さんを気遣って、心配なんだ…と話していたのを聞いたばかりなのに、まさか自分が先に逝くことになるなんて、彼自身も思っていなかったのではと思います。


自分の母のこと、そして自分自身のことも思い浮かべてあれこれいろいろ取り止めのないことを考えています。
自分のためにも、母より先に死なないためにも、健康管理には気を付けたいと改めて思っています。



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