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吾喰楽家の食卓

鹿芝居(らくだ) 

2017年02月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

昨日、国立演芸場で鹿芝居を観た。
昨年も、二月中席で鹿芝居(品川心中)を観ている。
いつから始まったか知らなかったが、今の時期の恒例行事だ。
噺家芝居(ハナシカシバイ)から、ハナを取ってシカシバイとし、鹿芝居の字を当てた。
金原亭馬生と林家正雀が、中心になって遣っている。
馬生師が座頭、正雀師が“竹の家すゞめ”の名前で脚本を書いている。

仲入り前に、前座を含め八人の噺家が登場した。
金原亭世之介と古今亭菊春のコンビで、漫才もどきはあったが、色物がない。
持ち時間は、中トリの馬生師だけが二十分で、他は全て十五分だけだ。
お馴染みの軽い噺が続く中で、正雀師が口演した『紙くず屋』では、都々逸、新内、義太夫などを聴かせ、芝居見物の気分を盛り上げてくれた。
馬生師の『厩火事』の後、世之介師と菊春師による獅子舞が、その気分に拍車を掛けた。

今年の鹿芝居は、落語の演目『らくだ』が元になっている。
フグに中って死んだ“らくだ”(あだ名)の葬儀を巡るドタバタ劇だ。
元々は長い噺だが、ポイントを絞り、原作にはない婚礼の場面を入れ、華やかさを加えていた。
中々、良い脚本で、大いに楽しめた。
馬生師によるフィナーレの挨拶で、鹿芝居は今年で十五年目になることが判った。
少ない予算での芝居公演は、苦労が多いらしいが、少しでも長く続くことを願っている。

   *****

写真
2月16日(木)の昼餉と中席の演題



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まさこ&ももさんへ

吾喰楽さん

ご返事が遅れ、申し訳ございません。

仰せに通り、真冬でも、蕎麦は冷たいご美味しいですね。
今日も、お昼にもり蕎麦を食べました。

2017/02/21 21:29:32

美味しそう〜

まさこ&ももさん

蕎麦、大好きです。
冬場でもざる蕎麦は美味しいですね。
見ていたら欲しくなりました。

2017/02/18 23:04:12

澪つくしさんへ

吾喰楽さん

こんにちは。

元々は、上方落語です。
古くから、江戸落語に取り入られたようです。

正雀さんが脚本を書き、自らは屑やを演じました。
勘三郎も、遣っていますね。

2017/02/18 11:21:47

「らくだ」

澪つくしさん

懐かしいですね〜♪

「らくだ」は有名な古典落語ですよね!

私が物心ついた頃に聞いた最初の落語
かも知れません!

噺を元にしたお芝居なんて・・・
さぞ楽しめた事でしょうネ(^^♪

2017/02/18 09:48:52

みのりさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

落語や歌舞伎の前は、少し早目に昼餉を食べることが多いです。
蕎麦は、食べ飽きしません。
この界隈の蕎麦屋は、七軒制覇しました。

2017/02/17 09:13:51

お蕎麦

みのりさん

御喰楽さん

芝居を見ておいしい
お蕎麦を召し上がったようですね
お蕎麦大好きです。

2017/02/17 09:05:39

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