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吾喰楽家の食卓
鏡開きの思い出
2017年01月11日
テーマ:生活
子供の頃は、餅が大好きだった。
燐家と一緒に、わが家の庭で餅を搗いた。
搗きたての餅を、大根おろしや小豆餡で食べるのが、楽しみだった。
その内、米屋で餅搗きを請け負うようになり、庭で餅を搗くのは止めた。
米屋では、搗くのではなく、機械を使って餅にした。
粘りが少なく、雑煮にするとドロドロになってしまう、酷いものだった。
以来、餅を好まなくなった。
鏡開きには、お汁粉を作った。
餅は、鏡餅ではなく、切り餅を使った。
鏡餅は、松の内が過ぎると、かき餅にする為に干した。
曖昧な記憶だが、かき餅を食べ始めるのは、節分の頃だったと思う。
本社に勤務していた時も、鏡開きには、お汁粉が振る舞われた。
餅は、社内のあちこちに飾った、鏡餅を使った。
近所の鏡餅を買った米屋で、鏡餅を搗き直し、伸し餅にして貰っていた。
関東では、今日が鏡開きである。
元々、松の内は十五日まで、鏡開きは二十日に行っていたらしい。
ところが、徳川家光は、四月二十日に亡くなった。
鏡開きの二十日は、家光の月命日に当たる。
そこで、将軍家では、鏡開きを十一日に行った。
その習慣が、幕府がある関東を中心に広まった。
鏡開きが終わったのに、正月飾りがあるのも変なので、松の内は七日までに短縮された。
火事が多い江戸では、燃えやすい松は、さっさと片した方が好都合だった。
ところが、それが正確に伝わらなかった関西では、十五日に鏡開きを行うようになったそうだ。
現在、わが家では、切り餅を非常食として用意してある。
市販の餅の保存性は良いが、ローテーションは必要だ。
食べる時は、焼いた餅に生醤油を付け、焼き海苔を巻くことが多い。
今の餅は、機械搗きとはいえ、昔と違って美味しい。
昨日は、珍しくムネ肉とホウレン草で、雑煮を作った。
本当はササミと小松菜が良いのだが、有り合わせで作ったのだから、やむを得ない。
焼いた餅、茹でた鶏肉とホウレン草に、澄まし汁を注いだ。
手間を掛けた甲斐があり、澄んだ味が何とも云えない。
今日の鏡開き、小さな鏡餅が一つあるが、さて、どうしよう。
*****
写真
1月10日(火)の昼餉(雑煮)と夕餉(胡麻鯛)
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喜美さんへ
こんばんは。
今では考えられませんが、当時は彼方此方で搗いていました。
西隣の家は庭がないので、わが家と一緒に遣っていました。
私の母も手返しが苦手で、燐の小母さんが一手に引き受けていました。
わが家では、餡子を外側に付けるだけでした。
西の方では、餡入りの丸餅でお雑煮を作る地域があるそうですね。
2017/01/11 18:04:47
餅つき
昔は何処でも搗いたのでしょうか
我が家もバリバリ若い衆が居ましたから つきました 母は手返しが出来ず
餡子入りの餅を作ました 意味解りませんけれど餡びん餅と名前がありました
其れは年内に食べないと女の子が
晩婚になると言われ年内に終わらせ食べた思い出あります
2017/01/11 16:07:12
パトラッシュさんへ
こんにちは。
同じ杉並区で、似たような時代ですから、経験は共有していますね。
でも、私は小学校の低学年ですから、搗かしては貰えませんでした。
出来上がった伸し餅を切るのは、手伝いました。
もち米をせいろで蒸すのは、薪を使っていました。
火の番をした記憶があります。
今日、スーパーで小さな鏡餅が10円で売っていました。
わが家にも1個ありますが、買いませんでした。
幾ら安くても、もち米(タイ産)と加工デンプンで作った餅ですから、美味しいはずはありません。
2017/01/11 15:44:01
餅つき風景
我が家も、自家で餅つきをしました。
小学校の五年くらいから、私も、見よう見まねで搗きました。
次第に上達し、吾ながら、いい餅が出来るようになりました。
最盛期には、10臼も搗いた覚えがあります。
当時の機械搗きは、おっしゃる通り、粘りがなく、餅とは名ばかり、
不味いものでした。
昭和三十年代の半ばまで、続けましたが、父母の高齢化もあり、何時しか止めました。
今の市販の餅は、よく搗けていて、美味しいです。
時たまテレビで、餅つき風景を放映しますが、
餅搗き評論家としては、歯がゆいです。
搗き手の腰が、定まっていない。
手返しとの呼吸が、合っていない。
などの、粗が目に付いて、見て居られないのです。
とは言え、自分で搗くことは、もうないでしょう。
臼と杵も、とうの昔に、処分してしまいました。
搗きたての餅を千切り、大根おろしで食べた、あの美味さと共に、
懐かしい餅搗き風景を、思い出しました。
2017/01/11 09:41:23