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吾喰楽家の食卓

お遊び初め 

2017年01月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

今日(五日)は、国立劇場で今年初めての歌舞伎、『しらぬい譚』を観て来る。
菊五郎と菊之助が、出演するので楽しみだ。
パンフレットに、「尾上菊之助筋交いの宙乗り相勤め申し候」とあるので、期待している。
新春だから、獅子舞や手拭いまきがあり、歌舞伎見物の気分を盛り上げてくれる。
昨年、舞台の正面から二階席まで、手拭いを投げた役者がいたのには、驚いた。

明後日(七日)に予定している、国立演芸場の『国立新春名人会』が、落語初めになる。
トリは小三治で、チケット争奪戦の末、良い席が確保出来た。
今日は、歌丸がトリの予定だったが、『三日目の会』(歌舞伎)と重なったので、断念した。
ところが、正月早々、師匠は肺炎のために入院した。
トリは昇太が務めることになり、昇太の代わりは歌丸の弟子の歌春になった。

歌丸を楽しみにしていた皆さんには、「お気の毒」と云うしかない。
落語界では、他にもベテランの噺家に、健康問題が生じている。
現役噺家の最年長である米丸は、初席を全休した。
圓歌は、転んで怪我をしたらしい。
皆さんの一日も早い回復を祈っている。

   *****

昼餉に食べた助六寿司の名前は、ご存知の方も多いと思うが、歌舞伎の演目の『助六』(通称)から来ている。
助六の愛人は、吉原の花魁の揚巻である。
揚は油揚げを使った稲荷寿司、巻は焼き海苔を巻いた巻き寿司になぞらえ、二つ合わせて助六寿司と呼ぶ。
他にも語源の説はあるが、これが最も有力だ。
夕餉の白菜のクリーム煮は、吾喰家に於ける、今年になって初めての御馳走になった。

   *****

写真
1月4日(水)の昼餉(助六寿司)と、夕餉(白菜のクリーム煮)



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