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吾喰楽家の食卓
歌舞伎と落語
2016年11月02日
テーマ:古典芸能
江戸時代の歌舞伎は、昼間だけの興行だった。
電気がない時代だから、当たり前のことではある。
公演時間は長く、午前中から夕方まで遣っていたそうだ。
客は弁当や酒を持ち込んで、飲み食いしていたから、今のように静かに観ているのではない。
かなり賑やかだったという。
昼間は仕事がある江戸の庶民は、歌舞伎見物どころではなかった。
今のように、週休二日の時代ではない。
その代わりを務めたのが、落語だ。
落語なら、ロウソクの灯りでも大丈夫だ。
一日の仕事を終え、夕飯を済ませた庶民が、町内にある寄席で落語を楽しんだらしい。
大江戸八百八町というが、実際の町数がそうだったわけではない。
開発当初の三百町から始まり、延享年間には千六百町を超えていた。
その殆どの町内に、寄席があったという。
もっとも、その規模は、集会所のようなものだったのかもしれない。
歌舞伎へ行けない庶民に、それを題材にした芝居噺が人気だったそうだ。
林家正雀や鈴々舎馬桜は、芝居噺を得意にしている。
正雀は噺だけでなく、金原亭馬生と共に遣っている鹿芝居で、見事な女形を見せてくれる。
馬桜は、噺の間に往年の名歌舞伎役者の声色を取り入れているが、本人を知らない私には、似ているのか否か判らない。
彼は歌舞伎が好きで、勉強のためもあるのだろうが、時々、国立劇場や歌舞伎座へ行くそうだ。
自身のHPの掲示板に、10月18日に観た国立劇場の『仮名手本忠臣蔵』の感想を投稿している。(興味のある方はご覧下さい)
http://reireisha.com/light/light.cgi
馬桜は掲示板で、大序から四段目まで、出演者の演技に対し端から辛口の感想を述べている。
実に細かく観ている。
私は、今回の公演を三日目と楽日の二回観た。
楽日を観る前に、この感想を読んで置きたかったが、手遅れだ。
感想というものは比較によって成り立つと、馬桜の掲示板を見て再認識した。
*****
写真
11月1日(火)の夕餉(手抜きの献立)
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パトラッシュさんへ
おはようございます。
若手にとはいえ、歌舞伎まで教えていたのですか。
落語は、交流がある若手に、稽古をつけていますね。
昨年の春、『あたま山』と『たがや』を、国立で観ています。
残念ながら、怪談はまだです。
池袋界隈で、よく高座に上がるようです。
行動範囲を広げたくないのですが、好きな噺家の一人なので、一度、行ってみたいとは思っていますが・・・
2016/11/02 07:52:44
馬桜師
落語界で、馬桜ほどの歌舞伎通はいないでしょう。
実によく、見ています。(頻度、深度共に)
若手の歌舞伎役者が、彼の元に、修行に来ていました。
演技の勉強のためにです。
良いことです。
落語と歌舞伎は、根のところで繋がっていますからね。
所詮は「人を描く」というところで。
馬桜はまた、怪談が得意です。(乳房榎など)
圓朝作をやらせたら、彼の右に出る者は、居ないのではないか……
と私は思っています。
芝居を見る目に、自信があるのでしょう、その批評は鋭いですね。
劇評家顔負けのところがあります。
多少(いや大いに)、気難しいところがあります。
気に入らないところは、直言を憚りません。
穏やかな風情の、鳳楽師とは、大分違います。
大分前に、彼の独演会に行きました。
私の著書を一冊進呈しました。
お返しに、名入りの手拭いをくれました。
(物々交換みたい)
あの手拭い、どうしたかなぁ?……
最後は、雑巾になったかも知れません。
2016/11/02 07:27:24