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DO IT PRO BONO 

2016年10月16日 外部ブログ記事
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 第五回日本生涯現役サミット

 写真はファンケル創業会長、池森賢二さんの日本生涯現役サミット(@東京仕事財団、10/15日)の講演風景。私は講演後のパネリストとしてお声がかかり、参加させていただきました。主催は日本生涯現役推進協会で同協議会は第四回プラチアン・ギルド アワードの後援団体でもあります。

 池森さんのお話は大変興味深く、22歳で地元の小田原ガスに勤務、37歳(1973年)に”脱サラ”後起業。1977年に起業した会社が倒産。24百万円の負債を負い、死に物狂いで2年半で弁済。奥様が肌が弱く、化粧品で悩まされていることを知り、無添加の化粧品を開発、42歳の時ファンケルを創業、65歳で引退宣言。但し、自社内で後継者が育たず、外部から社長を入れたが業績が伸びず、自社人材を社長に。業績は伸びず更に悪化。不本意ながら75歳で会長として復帰、会社の立て直しを図っている。現在77歳。業績は上向き、生涯現役経営社として活躍中。ファンケルは無添加化粧品の他に、アテニア化粧品(低価格の化粧品)、他、健康食品・サプリメント(青汁、発が玄米、エンキン等)で有名。現在貧しい家庭の子弟(中学生を高等学校に進学させるための池森奨学金財団)を新設。こんな経営者からもっと話を聞きたいと思い、近々アポを取り訪ねたいと考えています。

 最近の企業内人材教育(若手、シニア共)のニーズ等の話を聴いていると、「志」を持って働き、自分の人生を切り拓く気概が少ないように思います。逆に言えばここにビジネス・チャンスと社会課題解決の鍵が潜んでいるように思います。日々是好日。

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