久し振りの失敗ネタ

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吾喰楽家の食卓

2016年08月05日ナビトモブログ記事
テーマ：古典芸能

弊ブログは、名前が示す通り、わが家の食卓をメインテーマにしている。
ほかには、失敗談を取り上げることも多かった。
最近、古典芸能ネタに追われて、出番が少なくなっている。
とは云え、失敗が無いのではなく、書かないだけのことだ。
久し振りに、ご披露する。

歌舞伎や落語は、国立劇場や国立演芸場で観ることが多い。
何れも、独立行政法人日本芸術文化振興会が主催している。
その目的は、次の通りだ。
(1)文化芸術活動に対する援助
(2)伝統芸能の保存及び振興
(3)現代舞台芸術の振興及び普及
その中で、(2)の目的を達成するために、国立劇場や国立演芸場がある。
また、伝統芸能を公開するだけでなく、伝承者の養成、調査研究並びに資料の収集や活用、劇場施設の貸与も行っている。

国立劇場には、『あぜくら会』という、入会金や年会費が必要な友の会がある。
会員になると、チケットの先行申し込みや、会員割引などの特典がある。
国立劇場のほかに、国立演芸場、国立能楽堂、国立文楽劇場も対象となる。
何回か利用すれば、直ぐに会費の元が取れる。
また、『あぜくら』という会報を、毎月、送ってくれる。
それには、公演情報だけでなく、会員を対象にした催物の招待もある。
今までに、『歌舞伎音楽・同俳優研修発表会』や、『バックステージツアー』に参加した。

先週、『あぜくら8月号』が届いた。
今年、国立劇場は、開場50周年を迎える。
その記念式典（9月28日）に、招待してくれるという。
また、特別企画として舞台稽古（10月2日）への招待もある。
10月歌舞伎公演『仮名手本忠臣蔵・大序』の、舞台稽古を見せてくれるのだ。
勿論、応募多数の場合は、抽選になる。
また、何れも会員本人だけの招待である。
直ぐに応募することにした。

前置きが長くなった。
先週の土曜日、親戚の法事で東京へ行く際、電車の中で読もうと『あぜくら8月号』をバックに入れた。
帰宅後、バックの中に、それが無い。
幾ら探しても無い。
電車の中で、落としたらしい。
それが無いと、応募の仕方が分からない。
月曜日になるのを待ち、あぜくら会事務局へ電話をした。
「有料で構わないから」と、再送をお願いした。
幸い、今回に限り無料で、再送してくれることになった。
昨日、『あぜくら8月号』が届いた。
今日、応募はがきを投函する。

高が小冊子一冊である。
でも、私にとっては、大事な一冊。
その大事なものを、失くしてしまったのだ。
今回は、事務局の柔軟な対応のお蔭で、事なきを得た。
最近、ほかにも失敗がある。
“落ち着いて行動をしないといけない”と、反省した次第だ。

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写真
妻の友人から届いたフラワーアレンジメント