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十兵衛の奮闘記

バナナの叩売りの話でござる! 

2016年08月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


先ずお立会いの衆に「バナナの叩売りをご存じでござるか?」と尋ねると、8割以上の人が、知らない・見たこともないと返事が返ってくるのでござる。先日、これからバナナの叩売りをやりますと言ったら、中学生の女の子が「おじさん〜 ダメよ ダメダメよ!」というので、「何で?」と聞いたら「だって バナナを叩いたら傷んじゃう!」「安心してください!バナナは叩かないで、この板を叩いて値段を下げていくから買ってね!」と説明したのでござる。昭和時代までは縁日や祭礼などでは、よく見られた叩売りも殆ど見られなくなってしまったのでござる。何故か?それは気風のよい啖呵売が出来る鯔背な男(手前のような?!)が、滅亡寸前だから!というのもあるが、本当の理由は、バナナが安くなり過ぎて、商売としてうまみがなくなってしまったからでござる。しかし、バナナの叩売りは、面白い口上・啖呵をならべ、勢いよく売り捌いている典型的な対面販売なので、これをイベントなどで披露すると大いに盛り上がり、お立会いの方も喜んでバナナを買ってくれるので、今は商売としてではなく、大道芸として披露しているのでござる。祭礼やイベント時で集客のために披露して欲しいとお声が掛かり、ときどき出向いておるのですが、今回は何と巨大ショッピングモールの食品売り場で実演販売して欲しいとの依頼があったのでござる。先週の日曜日(7月31日)千葉ニュータウンのイオンショッピングモールに行き、3回ほど実演販売したが、始める前はさすがに「今回は、買い物客相手にバナナが果たして売り捌けるのか?」と大きな不安があったのでござる。と申すのは、会場のすぐ近くに果物の売り場があり、バナナが安価な値段をつけられて並べられていたからでござる。わざわざ手前の口上を聞いてバナナを買ってくれる気になるお客さんが、果たして実際におられるのか?と思って始めたら、やはり物珍しいのか、お立会いが増え、バナナのおまけをつけたり、クイズを出してしてお客さんを口上・啖呵で引き付け続けて、何とか用意されたバナナの数量を完売出来たが、いつものお祭りの時のようには簡単には進まず苦労したが、専門店での実演販売という貴重な経験を積むことが出来、「結構毛だらけ 猫灰だらけ!」でござった。最後に啖呵の一部紹介でござる。『止めても止めても 止まらぬものは 夫婦喧嘩と壊れた蛇口』『鶴は千年、亀万年、隣の夫婦はあと1年』『四谷、赤坂、麹町、ちゃらちゃら流れる お茶の水』『男は度胸、女は愛嬌、坊主お経で、山では鶯 ホーホケキョ』(完)

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