メニュー

十兵衛の奮闘記

長編時代小説「いのち買うてくれ」のお薦めでござる! 

2016年05月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


今回は物騒なタイトルの『いのち買うてくれ』という長編時代小説が発刊されたので、是非読んで下され!というお薦めでござる。そもそもこの本は、 手前の大学時代の剣道部仲間(といっても彼は現在8段、手前は昔から3段のまま?!)で、パリ在住で剣道を長年教授・指導している剣豪で且つ文豪でもある好村兼一氏が、新たに書き下ろした渾身の長編小説で、本のカバーの帯には、「重臣に欺かれた侍。地に落ちた生活を支えた唯一つのもの。それは。武士とは、命とは。魂震える時代小説超大作!」と記されているのでござる。実際読んでいくと、タイトルは過激でも、夫婦愛・家族愛がこと細やかに描かれており、最後は意外な結末で終わるのでござるが、ネタ晴らしにならないよう終末は、敢えて控えさせて候。丁度現代社会で言えば、上司に裏切られて失業したサラリーマンの悲話のような感じで、苦労話が続いていきますが、途中から江戸の大道商人の長井兵助が登場したり、浅草奥山の風景が詳しく描かれており、手前は嬉しくなって一気に読み終わり、最後には満足感・爽快感が漂ったのでござる。大道芸人の手前にとって特に興味を特にひかれたのは、長井兵助の抜刀抜きやその種明かしが描かれており、又、この小説の浪人の主人公が、その長井兵助の弟子となり、居合抜きで歯磨き粉を打って生活するが,やがて大道芸で失敗し大怪我をして出来なくなり、生活に追いつめられるところで、手前にとっては、大きな価値があり大変参考になったのでござる。大道芸にあまり興味がない方でも、江戸の風景や情緒などが細やかに描かれており、素晴らしい時代小説でござる!とにかく一読の価値は大いにあるので、さぁ〜買ったり! 買ったり!!発行 徳間書店、著者 好村兼一 (完)

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ