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吾喰楽家の食卓

リベンジ・幻の蕎麦 

2016年06月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

初めてだったり、走り慣れていない道だと、帰りは行きに比べて早く感じる。
今回、帰りは山下りだから、感じるだけではなく、本当に早かった。
『上州喜庵 雨過山坊』の蕎麦が幻に終わったので、何処で昼餉にするか考えた。
関越自動車道を挟み反対側には海野宿があり、何度か行ったことがある。
その手前にある、洒落たイタリアンレストランが、結構、美味しかった。
場違いのようだが、この辺りには洋風の店が多い。
曖昧な記憶だが、有名シェフの店もあるはずだ。
亡妻と来た思い出もある。
一度は、海野宿をカーナビに入力し、思い出のレストランを目指した。
ところが、また、気が替わった。
七十歳近い爺さんが、亡妻の思い出に浸るには、この日の青空は相応しくない。

インターチェンジの5kmくらい手前で、洋風の店を見付けた。
看板がなければ、とても蕎麦屋と思えない。
「純手打ち」の文字が、目に留まった。
玄関で、スリッパに履き替えた。
私より少し若い夫婦と思しき、二人が遣っている店のようだ。
外観だけでなく、店内も洋風だった。
もっとも、お気に入りの秩父にある蕎麦屋だって、建物は和風ではない。

少し迷って、もり蕎麦を頼んだ。
丹念にメニューを見て、もり蕎麦を選ぶのは、我ながら無粋だと思った。
喫茶店で散々考え、「ホット」と云うのと同じだ。
天ぷらが自慢の店らしいが、天ざるは選ばなかった。
高いからではない。
値段から推察すると、量が多そうだった。
一人だから、やむを得ない。
連れがいれば、分け合えるのだが。

蕎麦の味は、三拍子揃っていた。
写真では瑞々しさが感じられないけど、実際は違う。
会計のとき、たまたまレジにいた店主に、「美味しかったです」と、伝えた。
自分の評価が85点を超えると、云うことにしている。
幻の蕎麦と比べ、どちらが美味しいかは、分からない。
それを確認する日は、来ないかも知れない。
ガソリン代は高が知れているが、往復の高速代を失念していた。
少なくとも、一人で来ることは、もうないだろう。



   *****

写真
6月27日(月)撮影 絶品の蕎麦



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パトラッシュさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

確かに、居抜きかも知れませんね。
気が付きませんでした。

パトラッシュさんも、冴えていますよ。
“森の傍かな”としないところが、ミソでしょうか?
ありがとうございます。

2016/06/29 07:33:23

居抜き?

パトラッシュさん

元々は、レストランだったのかも。
廃業した後の店を、譲り受けたのか、借り受けたのかも。
その方が、初期投資が安くて済みますから。

相変わらず、吾喰楽さんの嗅覚は、冴えていますね。

一首呈上

転んでも ただでは起きぬ 吾喰楽さん
穴場見つける 傍(そば)の森(もり)かな

2016/06/29 07:22:33

ウイールマンさんへ

吾喰楽さん

わが家の周辺には、美味しい饂飩屋があります。

魚津には、行列が出来るラーメン屋がありました。
老夫婦で遣っていたので、今でもあるのかは分かりません。
味噌ラーメンが人気でした。

今度、ご案内しますよ。

2016/06/29 07:06:00

吾喰楽さん

ウイールマンさん

それでは次回日本に行くときに、一緒に行きましょう。

高速代の半分は持ちますが、そばはあまり好きではないので、ご馳走してください。宜しく。

2016/06/29 06:58:21

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