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2016年05月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 心を洗う

 写真は先日訪ねた、「小さな村g7サミット」を主催した、山梨県、丹波山村。丹波山村は平地が無く、農作物は急峻な坂に作られた畑で作られます。稲作は水が引けず出来ません。南向きの畑ではジャガイモ栽培が盛んです。

 最近、家内の友人から借りた「明日この世を去るとしても。今日の花に水を上げなさい」樋野興夫著 幻冬舎を読む機会がありました。著者は順天堂大学医学部教授、がん哲学外来理事長で、「暇げな風貌」で「偉大なるお節介」を無料で患者さんに提供し、副作用のない「言葉の処方箋」を出されているとのことです。

 患者を扱うのは医師は臨床医。著者のような病理学者は患者に会うことはなく、研究室でがん細胞を観察したり、亡くなられた方の病理解剖をして死に至った原因を解明するのが本来の仕事です。著者はボランティアで、「がん外哲学外来」を始められ、”心のケア”に努められています。

 この本の題名はドイツの神学者・牧師のマーチン・ルターの言葉を著者流に解釈してつくられたもので、「命が何よりも大切」と考えてしまうと、「死」はネガティブなもの(命の敵)になり、ある時を境に死におびえて生きることになってしまいます。私たちは皆いずれの日か「死」が訪れます。命より大切なもの見つけるために、自分以外のもの、内から外に関心を向けることで、与えられた人生の役割や使命が見えてくるとの意味が込められています。

 「人生の役割をまっとうするまで人は死なない」、「自分の人生を贈り物にする」「本当に大切なものはゴミ箱の中にある」、「命に期限はありません」、「最後に残るものは、人とのつながり」、「小さな習慣で心が豊かになる」と第一章から第六章まで珠玉の”言葉の処方箋”が散りばめられています。必読です。

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