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お花見　

2016年04月06日
テーマ：テーマ無し

朝から久し振りの晴れ。

ここ横浜の桜は
あちらこちらで満開になる、が
明日には花散らしの雨模様だとか。

いつものコースも
桜の花々でこころウキウキは
我が身もやはり人の子か。

いつものコーヒーショップで
いつものアメリカンも
桜のせいか何となく美味い。

少ししてカメラマン登場。

アルバム作りは
無事に終わったのか、と聞く。

終わったことは終わったが
文句ばかりつけられ
それなら好きにしてと
放り投げたよ、なんて
ホットドッグにかぶりつく。

口の周りにケチャップを付けながら
桜でも見に行くか、と
こっちを見ながらの気まぐれ誘いが
気持ち悪いぜ。

鎌倉もどこも
有名なところは爺婆で混んでるぜ、と
気乗りしない言葉を返す。

旅行会社のＣＭとかパンフとか、
桜の名所紹介には、
ほとんど人が居ないカットが使われ、
その誘いにマンマと引っ掛かり
キレイだから行ってみるか、で行くと、
爺婆たちが大勢居て
パンフ写真のイメージとは大違いに
騒々しいことこの上ない。

桜の名所でなくても
そこいらにも
キレイな桜があるだろうから
それで良いじゃん、と言う。

和菓子屋で桜餅を買い求め
酒の呑めないオヤジ二人が
小さな公園の桜の木の下で
ウンコ座りしながらお花見なんて…

ヒラヒラ散った花びらが一枚、
奴のハゲ頭に貼りついたのを
見ないふりしてたけれど、
手にした桜餅が
連想ゲームのように
不味そうに見えたのは花のお仕置きか。

今年のお花見も
これで終わりかと思えば
少し寂しいわい。

桜餅…捨てようかなあ。

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