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パトラッシュが駆ける!

新聞に載ります 

2010年04月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

「一日にどのくらい歩くんですか?」
「平均すると、三十キロくらいですかね。時には、
四十キロを越えることもあります」
「ほぉ、健脚なんですね。もっとも、そうでなければ、
歩き続けられませんね」
「いや、そんなこともありません。足が弱くても、
日にちさえかければ、京都まで行けます。
史跡を見学しながら、のんびりと歩かれる方も、
たくさんいらっしゃいますから」


何気ない会話のようですが、彼ら新聞編集者にとっては、
必要な事なのでしょう。
物事を一面的に見ないで、出来る限り、違う角度からも見る。
確かめる。
つまり「裏を取る」のです。
例え投稿文であっても、事実に即さないことを、
紙面に載せるわけには、行かないからでしょう。


私は今、中山道を歩く旅に出ています。
東京・日本橋から、京都を目指して、数日の旅程を繰り返す、
歩き継ぎです。
数日前、上州路に入り、高崎市倉賀野から碓氷峠の麓まで歩きました。


途中の松井田宿で、ちょっといいことがありました。
行きずりの旅人に、この町の人が、親切にしてくれたのです。
ほんの些細なことなのに、旅人にはそれが、嬉しかったのです。
それこそ、涙が滲むくらいにです。


誰かに語らずに、居られなくなりました。
もちろん帰ってから、妻には話しましたけれど、
それだけでは物足りません。
何しろ「あ、そう」で終りですから。


そこで短い文にまとめ、朝日新聞に投稿しました。
それが首尾よく、採用されることになったのです。
「25日の日曜日に、掲載の予定です」
編集者は、電話でこう伝えた後に、歩き旅について、根掘り葉掘り、
聞き始めたというわけです。


もちろん、知っている限りのことを話しました。
そして最後に、こちらからも聞きました。
親切にしてくれた「お休み処」の名を、イニシァルでいいから、
文中に入れられないだろうかと。


「宣伝になるので、それはちょっと」と断わられました。
仕方ないですね。
新聞は、公共性を重んじますから。
そして、こちらは掲載してもらう身ですから。


その代わりに、思いつきました。
ネット上なら、制約もありません。
そこで、私が関係するコミュニティに、こうして書き込みをしています。


「明日、朝日新聞の「声」欄に、松井田宿の話が載りますが、
そこに登場する『お休み処』の名は、『みなとや』さんですよー」
気分としては、大声で言っているつもりです。


朝日をご購読の方、どうぞお読みになって下さい。


(尚、掲載されるのは、東京本社版だけです。
近畿以西の、大阪本社版には、載っていないと思われますので、
ご了承下さい)
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