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流老記

旅に病んで 

2016年03月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

朝のうち曇り、で
ときどき晴れ。

ギックリも良くなり、
寝違えた首も戻り、
ベランダの鉢植えも若芽が出て、
春だなあ。

ここのところ
カメラマンと連絡が取れない、が
便りがないのは無事な証拠、だろう。

ひょっとして
お嫁さんでも貰ったか、
事故にでも遭ったか…
まあ、気に掛けてもしょうがない。

近くの商店街へ
チョット出かけるのでも、
ひょっとしたら
二度と戻れないかも、なんて
思うような歳になった。

昨日がきょうに繋がっているように
きょうが明日に繋がっているとは
思えない覚悟を
何をするときでも意識するこの頃。

本能的に
残り時間がないことを
察知してるのだろうか。

だからと言って
終活だとかの特別な事はしない
生来のズボラさよ。

新幹線が
北海道まで開通したけれど、
目的地へ早く行き、
観光するのはどうかな。

個人的には
目的地へ着くまでの途中も
旅行のひとつであると思っているから
早ければ、便利だから、良しとは
思えないんだよなあ。

発車ベルが鳴り響き、
開けた窓から身を乗り出し、
早く早く、と弁当売りを急かせる
あのスリルが懐かしい。

土瓶のお茶は
もう記憶の中でしか味わえないのか。

汽車から新幹線、
ダイヤル回す電話から携帯、
活版からオンデマンド、
レコードからiPOD…
劇的進化の中で生きてきたけれど
行き着く所が無縁仏とは、
なんとも言えずに笑っちゃうぜ。

人生は
運休あり、途中下車あり、
乗り間違えありの旅だから
目的地に早く着けばいいもんじゃないよ、なんて
タイムスリップできるものなら
昔の自分に言いたいわさ。

狭い日本、そんなに急いで何処へ行く…
今でも覚えているフレーズが懐かしい。



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