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音楽HP作りと自然探訪と…
2月18日 自然愛好友の会オフ 鳶尾山・八菅山(1/5)
2016年03月17日
テーマ:自然探訪
[出発〜小鳶尾山]
2月のオフ会は、厚木市と愛川町の境界にある低山、鳶尾山と八菅山を歩き、おまけとして古道でもある打越峠を下って、愛川町の古刹“勝楽寺”を訪ねた。
開催日の18日は帯状の高気圧に覆われ雨の心配は皆無、最高気温は11℃ほどでやや低めながら、晴天に恵まれた。今回の参加者は男性がヨゴサンとMOMO、女性がヒロピイさん、きみさん、れんげしょうまさんの総勢5名だった。初参加の予定だったN氏は、残念ながらインフルエンザということでキャンセルだった。
小田急線本厚木駅に9時半に集合、駅前を52分発の鳶尾団地行きのバスを待った。平日のため、この時間帯は神奈川工科大経由だけだった。学生が大勢乗るので混んだが、1本前の30分発のバスが出て直ぐ並んだので楽に着席できた。終点の鳶尾団地には10時20分に着いたが、終点では自分たち以外の乗客はゼロだった。
団地内の商業施設のトイレを使いに行ったりして、バス停を出発した時は10時30分を過ぎていた。250mほど北西に行ったところに天覧台公園という小公園がある。この公園から背後の山の尾根に長いコンクリートの階段が伸びている。公園の花壇には、色とりどりのプリムラと純白のノースポール(寒菊)が咲いていた。コンクリート階段は150段程あるだろうか踊場が6箇所あり、一気に30m高度を上げる。階段の上部から振り向くと、一番奥に綺麗な三角形で薄っすらと雪の見える大山(1252m)や三峰山が良く見えた。階段を登り切ったところに鳥居がある。これを潜った所は緩やかだが、直ぐにかなりの斜度の登りになる。登山道の脇には、桜や楓などの苗がかなり広域に渡って植えられていた。天覧台公園以外にも登山口は幾つかあり、途中で合流する道もあるが、それぞれの分岐にはしっかりした指導標がある。
展覧台公園の登山口から22分、短い階段と小さい鳥居を潜って金毘羅神社跡に到着。展覧台公園の階段の上の大きい鳥居は、この神社の鳥居の様だ。かつて社殿が建っていた敷地の奥に、波トタンに包まれた小屋があり、軒先に神社の縁起などが書かれた掲示板が取り付けられているが、文字はかなり掠れていた。小屋の引き戸は板を打ち付けて閉ざされていた。社殿は昭和30年代に浮浪者の失火によって全焼し、再建されないまま現在に至っているそうだ。
神社の裏で、鳶尾1丁目からの登山道が合流する。すぐに、213mの標高点のピーク(小鳶尾山)に立つ観光展望台が樹木の間から見えてくる。展望台は、螺旋階段があり高さは15m位か? 展望台と言うよりは塔である。金毘羅宮跡からは3分と掛らなかった。螺旋階段は4本の支柱の周りを1周半して台上に出る。周囲の木立の梢とほぼ同じ高さなので、360°近くに視界を遮るものはない。丹沢方向の大山などの眺めは、登山口の階段からとそう変わらないが、東側180°は関東平野から湘南海岸へかけての展望が広がっている。夜景が望めるスポットにもなっていて、インターネット上には多くの夜景写真も公開されている。夜間でも迷う心配はないが、山道なのでいきなりの夜行登山は不安だろうが、一度明るい時に歩いておけば、大丈夫だろう。東方を見ると間近には、山裾を流れる中津川と4km程先の相模川に挟まれた台地上の愛川町の工業団地の大きな建物群が見える。都心のビル群もかすかに見えたが、1月に三浦半島の二子山から見た時ほどははっきりしていなかった。横浜の港みらい地区のビル群も同様だった。藤沢から平塚にかけての眺めでは相模湾が白っぽく見え、江の島も見えていたが、逆光なのではっきりしない。風も穏やかで、遠景は別として、広々とした眺めを楽しめた。やはり、広々とした眺めは、気分が爽快になる。展望塔の後には、「征清軍人陣亡之碑」と刻まれた日清戦没記念碑があり、碑の台座に小さい金色の仏像が置かれていた。
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写真1枚目は登山口の天覧台公園の階段と大山の眺め、2枚目は小鳶尾山の観光展望台と眺望
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