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中井悠美子「四季の絵文日記」

Vol. 659 男の祭り西大寺会陽! 

2016年02月28日 外部ブログ記事
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   故郷の祭りに50年ぶりに行って参りました。
   2月の厳寒の夜、褌一本の男達が陰陽二本の宝木(しんぎ)を求めて争う祭り!
   ・・・最近は2月第三土曜日と決められています・・・
   日本三大奇祭の1つ、西大寺会陽(さいだいじえよう)です。
   俗に「裸祭」と言います。
   今年3月に重要無形民族文化財に指定される予定とのこと・・・500年以上続く祭りですから!
 
   垢離取り場で水をくぐり境内を三周しなければ本堂に上がれません。
   本堂で、きしみ会う裸の群れからは「打ち水が」湯気となって立ち上ります。
   もみ合って本堂からなだれおちる事もたびたび・・・はらはらドキドキ!
   はらはらドキドキ!・・・観客席で寒さの中待つこと2時間。
   そして10時。
   いっせいに灯りが消され、本堂の天井近くにあけられた「御福窓」
   から住職によって「陰陽二本」の宝木が裸の群れに投下されます。投下と同時に
   「うお〜〜〜〜!」と地鳴りのような声が響き渡り、私はちょっと鳥肌です。
   何しろ裸の男集は1万人です。

   
   「宝木」狙いの常連の方たちでしょうか!早くから良い場所を確保なさっているようです。
   で、ですね、投下後あっと言う間に宝木は抜けて、脱兎の如く
   仁王門に向かって走り去る数人の男集。そうなんです、今は団体戦。
   バトンを渡すように、群れの間を抜けて運ぶんだそうですよ。
   
   かくして興奮の夜は過ぎたのでした。

   
   6年ほど前に写した本堂。この本堂に一万人が・・・良く床が抜けないものと!
   

      

     

   翌日の境内には植木市が開かれていました。
   子供の頃には境内一杯に出店があって、活気に溢れていたのですが。
   そのお店は境内と橋続きの中洲に移動していました。
   夜はこんな具合でした。

   

   最後に
   19:00〜19:30 打ち上げられた会陽冬花火 
   実は。20日当日は朝からの雨。
   観客席には屋根はなく、傘も差せない・・・いかがなりや!
   と、なんと奇跡のように「6時に」からりと雨が上がったのです。

   吉井川の向こう岸から、花火は見事にあがりました。
   
   
   早くから「特等観客席」のチケットをご用意下さった「とっちゃん」
   幼なじみっていいなあ!
   温かい「一つ家族」のように過ごせたよね。感謝で一杯! 

   とっちゃん。
   この、続きもあるよ〜〜!

        

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