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2016年02月10日 外部ブログ記事
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 変調の世界経済

 写真は我が家のコブシ。まだ蕾は固く。開きそうにもない。毎年蕾が膨れてくると鳥たちに啄まれついぞ満開のコブシを見たことはありませんが・・・

 さて、このところの世界経済は市況を見る限り、大変調をきたしています。世界の株価や油化は勿論、商品市況も低迷を続けています。サウジのような産油国は過去の国富で食いつなぎながら、また、ロシアでは本年度の国家予算も削減し、支出を抑えることに必死です。中国の実態経済は今や火の車でしょう。米国も消費に冷え込みが見え始め、昨年末のイエレン議長の金融引き締め方針もここにきて見直しを余儀なくされそうです。

 それでは一対何が今年に入ってこのような世界経済の変調の原因になっているのでしょうか。市場経済に於いては株価のような指標は思惑と、人気投票で必ずオーバーシュートします。特に昨日の日本株は900円を超える下落で水準的にも一年前に戻してしまいました。一つの要因は強い円(為替)によると説明できますが、これも米国が金融引き締めをしないだろうとの予測を先取りしているものです。一般投資家の動きというより海外の投資家が株式から安全資産へとポジション調整しているものと考えられます。

 市場の最大の変調要因は巨大になった中国経済の失速と調整過程にあり、ソフトランディングさせるためにはやはり中国政府の財政支出に頼らざるを得ないことになるかもしれません。欧州や日本の金融当局も更なる金融緩和を市場から求められそうです。石油価格や資源価格の低迷は途上国の経済にも大きな痛手です。北朝鮮や世界的なテロに対する脅威を抑え込むことが出来ていないことも市場の不安感をあおっています。

 株式市場を分析すると世界的に金融機関の株式の極端な低迷が目立ちます。マイナス金利の導入をしている欧州と日本の金融機関が特に大きく影響を受けているのは偶然ではないでしょう。中央銀行の超緩和策は過剰流動性を市場に生み出し、最終的には巡り巡って金融機関が国債を保有する構図となります。日本でも10年物国債の利回りがマイナスとなり銀行は資金の運用が出来なくなっているのです。

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