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DO IT PRO BONO　

2016年01月24日
テーマ：テーマ無し

　シニアの仕事場


内館牧子さんの「終わった人」が面白い！昨年後半に初版されたが12月には第三版が増刷され、売り上げは好調の様です。そもそも当初地方紙に連載された小説が本になったようですが、日本人のビジネマンの典型的な例を良く示しおていて滑稽なのです。

　主人公は地方の高校から東大法学部へ入学、大手銀行に入行、出世競争を勝ち抜き、同期トップ・グループにいるが、ある日自分より「出来ない」と思っていた同期が役員になるや、本人は子会社に出向を命じられる。そこが機転で人生の歯車が逆転し始める。エリートサラリーマンとして事態を受け入れられず、悶々としながらも子会社で頑張った後、定年退職を迎える。

それからの人生がこの小説の一番面白いところです。勿論これ以上小説の内容を紹介することは避けますが、日本のビジネスマンの大半が経験し、心のどこかに残るわだかまりをいつまでも持ちながら第二の人生を送るｙかどうかにかかっています。

　この本はプラチナ・ギルド　アカデミーの講義の中でも紹介され、後ほど多くの参加者から大変面白く参考になったとの評価を頂いています。よろしければご一読下さい。日歩是好日。

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