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2016年01月08日 外部ブログ記事
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 新年の世界情勢について

 写真は軽井沢に集まった孫四人。浅間を背景に中軽井井沢の公演で撮影。

 写真とは誠に異なる話題ではありますが、この子たちの将来という意味では世界情勢の変化は重要事項です。2016年新年が明けてみれば世界はどうなるのだろうかという「びっくりポンの話題」が飛び出してきました。年末に来年を巡る世界の諸課題についてブログで書いたこととの比較もあり、改めて私見を述べておきます。

 北朝鮮の水爆実験について。水爆実験であったかについては、分析結果から米国や、韓国から疑問の声が上がっていますが、真相はいずれ明らかになるでしょう。北朝鮮はこれまで同様無法国家で、交渉相手と考えている米国に無視されればされるほど、ミサイルや核開発(特に小型化が可能な水爆弾頭)の開発をすすめて行くものと思われます。ここは米国は勿論、中国、ロシア、韓国、日本を含めた周辺国家が安保理を通じ団結した強力な制裁措置を取ることが必要です。特に北朝鮮への関連技術移転の完璧な遮断、北朝鮮の第三国への武器輸出の遮断を資金の移動も含めて監視し、中断するメカニズムを作り上げる必要があります。いろいろな利害関係からこれまではロシアや中国の態度が明確なものではありませんでしたが、無法国家に対しては力による圧力で、国内から体制が瓦解するのを待つほかはないのです。

 サウジとイランの国交断絶について。唐突のようですが、実は中東の問題はイスラム国家内の宗教対立の問題なのです。ISの問題はイスラム教内部の超過激派の主張が根元にあります。超過激派、IS集団対策はイスラム国家が団結して、宗教派閥(スンニ派、シイア派)の対立を超えて対処すべき課題であるわけで、今回の両国の国交断絶は対IS対策をより難しくしています。国際テロとの戦いは昨年末の予測で、2016年最大の不安要因であると指摘しましたがその様相が改めて浮き彫りになってきました。

 中国の不安定化。国内経済の不調、不動産や株式バブルの崩壊、環境問題等の諸問題が社会不安(暴動)につながることを強度に恐れる共産党指導部(習近平)は強い中国を演出して、海への進出、宇宙への進出、サイバー空間への進出を続けています。一方、これまで唯一の牽制力であった米国(オバマ大統領)はあっさり世界の警察官のポジションを下り、中国の野望に抑制が効かなくなっています。しかし、最も重要なことはここまで大きくなった中国が社会不安から一挙に瓦解するするリスクです。当面すぐこのようなことが起こるとは想定できませんが、隣国である日本はこの点を片隅に置き習政権と付き合うことが肝要です。

 年末にも書きましたが、経済的には強い米国、弱いヨーロッパ、アジアの成長、米国の利上げで吸い上げられる国際過剰流動性の縮小からブリックス、ネクスト11等の途上国の苦戦、安定政権化の安全国家・日本の状況(構図)は変わらないと思われます。従って、現在の株式下落や円高局面はいずれ修正されるものと思います。

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