つれづれに・・・

狸の餌付け、成功! 

2015年03月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

少しだけあったかくなって来た。しかし未だ、雪がポツポツ。そんな中、2か月前より庭に狸が来るようになった。うちの玄関灯は、センサーで電気が付く。
2か月前、あれっ?と気づいて外を見たら狸が3匹、雪の中で何か食べてる。どうしてだ?と考えた。「ああそうだ、飼ってるうずらのエサをあの辺に捨てたわ」と思い出した。それを一生懸命食べていた。モサモサとした恰好がなんとも愛らしく、しばらく見ていた。
3匹だもの、すぐなくなった。周りを探しているようだったが、あきらめてヒョコヒョコ帰って行った。
「これはおもしろい。エサやってみよ!」と言ったら。「よし、太らせて、狸の毛皮にしよう。」と夫が言った。「オイオイ、冗談でしょ。」と私。
それから2か月。食べ残しだの、少し傷んできたバナナだの、焼き魚の骨など、毎日何かしらエサ入れに置いてみた。
最初の頃は、入れ物ごと咥えてさっと逃げる体制だったが、いつの間にやらペットと同じ、ちゃんと入れ物のあるところで食べ、すっかりきれいにしていくようになった。1匹の時もあれば、2匹の時も。「たぶん親子、兄弟で住んでるんだろうね。」と夫と話しながら。1週間くらい前、まだ薄明るい時、「そろそろエサを入れて置こう」とガラス戸をガラッと開けたらもうそこに居た。驚いた狸はとっさに逃げようとして少し帰りかけた。「オイオイ大丈夫だよ。ちょっと待って。」と声をかけたら、立ち止まってこっちを見ている。大急ぎで食パンを千切ってエサ入れの器に入れてやった。すると、いそいそ戻ってきて、食べ始めた。いやもう可愛くて。
それからは私が外に居ても平気になったようだ。時には「まだないの?」っていう感じで見上げている。「しょうがないねぇ。」と言いつつ、何かしら投げてやる。そして「もう無いよ、バイバイ。」と手を振るとあきらめて帰って行く。果たしてこのエサやりが良いのか悪いのかと考える時もある。「あったかくなったら、山に食べ物があるから、もうすぐ来なくなるよ。」と夫が言う。そうなったらあきらめるわさ。これも山里暮らしの楽しみと考えているが、皆さんはどう思うだろうか。
さて、今夜は何をあげようかな。



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