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吾喰楽家の食卓
初めての歌舞伎鑑賞“髪結新三”(その2)
2015年03月10日
テーマ:古典芸能
定刻(正午)、“髪結新三・三幕六場”が始まった。
席は花道の下手側なので、舞台を斜めに観ることになる。
ところが、心配したほどではない。
さほど違和感なく、舞台を観ることができた。
ところが、台詞が解らない。
意味が解らないのではない。
何を云っているのか、聞こえないのである。
神経を集中しても、所々しか解らない。
序幕の“白子屋見世先の場”は最後まで、聞こえない状態が続いた。
歌舞伎の初心者は、予備知識を仕込んだ方が良いらしい。
パソコンで、“髪結新三”の粗筋を調べておいた。
更に、三遊亭圓生(六代目)の落語(2時間)、“髪結新三”をYou Tubeで聴いている。
だから、台詞が聞こえなくても、話の進行は解った。
とは云え、興ざめなのは云うまでもない。
先月、隣接する国立演芸場へ来たとき、落語がよく聞こえるか心配した。
補聴器の愛用者は、そういうことも考えてしまう。
ところが、心配は無用だった。
だから、歌舞伎も大丈夫と、安心していたのだ。
“永代橋川端の場”になり、事態は好転した。
登場人物が減ったので、助かった。
補聴器は、大勢の会話だと聞き分け難いからだ。
更に、主要な役者が登場し始めたのも良かった。
それまでの役者と発声が違うのか、声が通る。
粗筋は解かっているので、余裕で観ていられた。
二幕目(冨吉町新三内の場・家主長兵衛内の場・元の新三内の場)になっても、大丈夫だった。
一番の見せ場(だと思うが)“元の新三内の場”で、髪結新三と家主長兵衛の掛け合いに引き込まれた。
長兵衛の「いい酒だね」に、新三が「八海山という酒です」と返すと、緊迫した場面にもかかわらず、場内に笑いが起きた。
大向こうからは、いいタイミングで掛け声が掛った。
“白子屋見世先の場”で、台詞が聞こえなかったのが、嘘のようである。
花道の七三に近い席であるが、下手側である。
役者の背中ばかり見るのかと、心配したが大丈夫だった。
七三の位置で行われる演技は、かなりの率で顔を観ることができた。
役者の息遣いが、聞こえるようだ。
大詰の“深川閻魔堂橋の場”まで、退屈することなく、初めての歌舞伎を楽しむことができた。
次回は楽日に、三階席最後部の席で、同じ演目を観ることにしている。
勿論、そこからは、役者の息遣いなどは聞こえない。
その代り、正面から舞台全体を、見下ろすことができる。
今回と違った楽しみ方が、できると期待している。
完
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シシーマニアさんへ
コメント、ありがとうございます。
歌舞伎の素人が書いた拙いブログを読んで頂き、その思い出に浸って頂けたことを、嬉しく思います。
歌舞伎にアドリブは、付き物なんですね、
“元の新三内の場”では、本当に刺身を食べていました。
勿論、鰹だとは思いますが、鮪でも判りません。
魚屋が鰹を二枚に下ろす場面では、客席から笑い声が出ました。
2015/03/10 13:24:36
歌舞伎のアドリブ
「八海山」は、場を壊さずに、楽しめるセリフの挿入ですね。
歌舞伎にもアドリブがあるのを知ったのは、勘三郎のエッセイでした。
毎日舞台で、お父さんにアドリブで問いかけられて、答えられずに散々苦労したそうです。
髪結新三の中の、仲間たちが車座になって初鰹に舌鼓をうつ場面が余りに自然で、おしゃべりもきっとアドリブなのだろうと、と思いました。
その時の新三は菊五郎でしたが、お筋書を読むと、仲間の一人だった彦三郎が、自分たちは幼馴染でずっと今日まで一緒に来たので、すぐその気分に入って行けるのだ、と書いていました。
勘三郎と三津五郎が、花道を戻っていくときの場面なども、いかにもガキの頃からの遊び仲間風のおしゃべりをしていて、これぞ歌舞伎の醍醐味と思いました。
すみません、思い出がどんどん溢れてきて・・。
2015/03/10 10:47:07
マリーさんへ
コメント、ありがとうございます。
補聴器の愛用者でなくても、聞こえづらいことがあるんですね。
双眼鏡を持っていますが、少し多きすぎます。
義妹が同じオペラグラスを二つ持っているので、借りました。
義妹は、歌舞伎と宝塚歌劇のファンで、時々、観に行っています。
2015/03/10 09:34:39
歌舞伎
読んでいて私もまた歌舞伎を観に行きたくなりました。
聞こえづらいと興ざめでして、私はそれ以来シネマ歌舞伎に嵌りました。
以前も私のブログで書きましたが、大きなスクリーンで見るそれは顔が大アップになるし、サウンドも迫力があります。
1度行ってみるのもよろしいかと。
歌舞伎座の1等席の10分の1の料金で見られます。
しかし、生の舞台はやっぱりいいですね。
客席が一体になります。
3階席で見るときに双眼鏡かオペラグラスがあれば持っていくのがよろしいかと。
2015/03/10 09:09:47
SOYOKAZEさんへ
おはようございます。
ミュージカルは、観たことがありません。
オペラと新劇は、若い頃、一度だけ経験があります。
何れも、「もう一度」という気持ちには、なりませんでした。
今回の歌舞伎は違います。
デビューした年代が違うからでしょうか。
通だなんて、とんでもない。
でも、歌舞伎座も行ってみたいです。
素人でも解り易い演目のとき、懐と相談してと思っています。
2015/03/10 08:09:13
パトラッシュさんへ
おはようございます。
八海山は、旨い酒です。
でも、「なぜ八海山?」という、疑問が解けました。
スポンサー企業に対する、配慮もあったんですね。
違いを楽しむというよりは、見落としを補充する意味合いです。
勿論、安い席が取れたからですが。
同じ落語を、何度聴いても面白いです。
歌舞伎も同じだろうと考えました。
2015/03/10 08:02:32
二度見
おはようございます。
初回で、歌舞伎の世界に嵌ったようですね。
一度目は、役者の息遣いが聞こえる、花道にも舞台にも近い席。
二度目は舞台全体を上から見られる席で、しかも楽日ですか!?
もう通の世界ですね。
私も、昔、ミュージカル(花道はないです)は同じように一回目は舞台に近いよい席、二回目は三階席の真ん中で二回観ることが多かったです。
2015/03/10 07:52:07
既にして・・・
悪辣な新三も、家主長兵衛の屁理屈にやられてしまうところ、楽しいですね。
「八海山」が出て来ましたか・・・
一月、二月、歌舞伎座の入り口前には、八海山の菰かぶりが、山と積まれていました。
もちろん宣伝のためです。
(三月はまだ見ていないので、知りませんが)
それにひっかけたものと思われます。
アドリブで、時事性のある話題を、さりげなく(おおっぴらに)入れるのは、役者さんたちの、お遊びでもあるのでしょう。
勘三郎が、その方の第一人者でした。
(性格もあるのでしょう)
楽日にもう一度見る・・・
素人さんのやるこっちゃ、ございませんね。
吾喰楽さん、もうすでに、芝居の深みに嵌っているのかも・・・
これを、ご同慶と言うか、ご同病というか・・・です。(笑)
2015/03/10 07:25:27