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中井悠美子「四季の絵文日記」

Vol. 560 茶道のお稽古「茶壺」 

2014年11月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



    
   写真はお借りしました
   11月になりました。 茶は風炉から炉へ変わります。
   お茶を美味しくいただくために湯を沸かし、茶を点てるのですから、炉も風炉も同じですが、
   お稽古をしている者にとって、まったく違うものに思えることが不思議です。

   さて、お稽古では「茶壺」を飾る「飾り紐」のご指導を頂きました。
   茶壺は陰暦五月に新茶を詰め、木製の蓋をし、それをさらに紙で封印します。
   陰暦十月に風炉から炉に移り、炉を使い始める「開炉」とともに茶壺飾りをして封を切ります。
   

   
   新茶は、このような形で封印されています。

   さて、なぜ「壷」に茶を保存するのでしょう。
   壷は人間の「胎」とみなされているのです。
   5月から10月まで茶に象徴される「生(き)」をその中に孕んでいると言う訳なのです。
   死のイメージを持つ「冬」の季節に生まれ出て、「生」(き)としての春の気配を与えると
   考えられているのですね。

   茶壺の口を切る!このことは
   新茶を飲む喜び以上に新しい「生」(き)あるいは
   生命の誕生に立合うという意味があるのですね。

   奥深いことです
  
   さて壷飾り
   
      
   しまわれていた壷が床に置かれます。
   美しく、華やかに紐飾りをして、愛でるのですね。
   これにも決まり、約束事があります。

   正面を「真」 
   勝手付き(下座)を「草」
   反対側を「行」・・・しん・ぎょう・そう・・・で飾るのです。

   
   行です。

   
   草です。

   写真は今回全てお借りしました・・・・・・

   11月。
   開炉、口切り・・・新しい季節への心躍る移行。
   茶席の景色も変わって、新鮮な気持ちで新たな取り組みを楽しみます。

   茶道400年の歴史の一端でした。

   皆様本日もご訪問頂き有難うございました・・・・・・

   

   
   

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