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人生いろは坂
秋の実り
2014年08月26日
テーマ:テーマ無し
何ともはや秋を思わせるような気温とお天気が続いている。今年は農作物の出来が良くないようだとは昨今の報道である。
本当に稲や野菜の出来が良いのか悪いのか知る由もないが、我が家の果樹たちは今のところ例年通りの作柄である。栗も柿も
八朔もミカンも夏ミカンもレモンも何ら問題はなさそうである。
そしてブルーベリーに至っては空前の出来の良さで未だに収穫は続いている。全てがEM効果だとは言えないまでも
EMの効果は確実に表れているようだ。EMを使い始めて全ての果樹の花の付きが良い。花の付きが良いことは実の付きが
良いことに通じる。そして病害虫の罹患率が心なしか少なくなったような気がする。
悪い土には害虫が発生しやすい。つまり微生物レベルからの食物連鎖の結果であろうか。ミミズがいるようでは完全に土が
良くなったとは言えないのだそうである。我が家の畑には未だにミミズがいる。土つくりはまだまだ道半ばなのだろうか。
日本の農業を支えているのは農薬と化学肥料であると言っても過言ではない。マニュアル化して手順に沿って農作業を
進めて行く。どの時期にどんな農薬を使うか、使う回数も詳しく定められている。でなければ品質の良いものは保証できない。
そのことはマニュアルなしで果樹つくりをしてみると良くわかる。花は咲いても一個の収穫もない年がここ数年ずっと
続いている。桃やブドウは無農薬では作れない。
そして化学肥料、化学肥料は無機物の組み合わせで出来ている。無機物のままでは植物は吸収できない。有機物に変えて
いるのは土壌微生物である。土壌微生物がいなければ農業は出来ない。土中で色んな微生物が互いに助け合って働いている。
微生物が助け合ってと言っても人間のように意識しているわけではない。共生と言う関係の中で助け助けられて生きている。
その代表的なものが光合成細菌と酵母、乳酸菌である。EMはこれらの働きを巧みに利用している。光合成細菌は酵母や
乳酸菌の働きを借りて硫化水素など毒物を分解する。硫黄や水素に分解してしまうのだ。この働きが溝や排水溝、池や川の
底の汚泥を分解してくれる。その働きは驚くほどのものである。その働きは酸化や還元と言った化学的な解説で説明できる。
秋は意外に近そうだ。今のところ瀬戸大橋線沿線の稲の生育も悪くない。昨年はウンカの被害が延々と続き田んぼの中に
丸い枯れたところが随所に見られた。今のところそれはなさそうだ。ただ日照時間が少ないことが気になることの一つだ。
植物を育てるのは太陽と水だ。太陽の光がなければ植物は育たない。
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