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アルピニスト野口健･･･　

2014年05月11日 外部ブログ記事
テーマ：テーマ無し

５月１１日（日曜日）晴れ


アルピニストで環境活動家の「野口健さん」の講演会が郡上市大和町で開催されました。２０００年から「富士山が変われば日本が変わる」をスローガンに富士山清掃活動を精力的に行い、さらに環境教育の必要性を訴え、次世代の環境問題を担っていく人材教育「野口健環境学校」を開校。

ー富士山から日本を変えるー
昨年の６月、世界文化遺産に登録をされた「富士山」･･･
富士山の白い川をご存知でしょうか？
山頂から垂れ流された登山者のし尿とトイレットペーパーは白い筋となって山肌にこびりつき「白い川」と呼ばれ、富士山の深刻な環境問題を表す代名詞となりました。野口さんは白い川を剥がしながら飲んでいたペットボトルを見たら富士山の天然水だったとか･･･ミ( ﾉ＿ ＿)ﾉ=3ﾄﾞﾃｯ!
世界文化遺産になった今、トイレ事情が良くなり殆どのトイレがバイオ式トイレとなり、白い川は見られなくなったそうです。

また、富士山麓の樹海のゴミの不法投棄についてもお話下さいました。清掃活動も当初はボランティアが集まらず難儀をされましたが今ではボランティアの希望者が多すぎ抽選で選ばれないとボランティアができないとか･･･野口健さんの地道な活動が世間に認められた証かと思います。

中でも、エベレスト登山の際、下山時に空になった酸素ボンベが重く、こっそり岩場の影に置いてきたことが、後々の清掃活動の動機にもなったとか･･･その後、野口健さんはエベレスト清掃活動を４年連続されました。

TV・写真でしか見たことのなかった野口健さんは、思ってた以上に華奢で親しみやすい明るい方でした。野口健さんの熱い思いが日本中・世界中の人たちの心に響き動かすことでしょう。環境問題の必要性を考えさせられた素晴らしい講演会でした。

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