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中井悠美子「四季の絵文日記」

Vol. 503 月釜でのこと! 

2014年05月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



          

           季節の花。大山蓮華・・・花は野にあるようにいけ・・・茶室にはこの花がいけてありました。

             五年ぶりでしょうか?
                  月釜に行って参りました。
                       今月は橋本先生のお当番。

   最近は茶道人口も減りまして、毎月かかっていたお釜も昨年から二ヶ月に一度。
   昨年は「奇数月」今年は「偶数月」・・・年五回・・・淋しくなりました。

   
   
   場所は「太融寺」大阪の中心地ですが「お寺」の多い街です。
   その一角。読売新聞社ビルの東側に在する「冷雲院」が会場です。
 
   

   写真は御法度の茶の世界?
   こっそり箱書きだけ撮りました。

      

   それぞれ茶人にとりましては「お馴染み」の作家作品。
   目を引きましたのは【覚入】作のお茶わん。確か楽14代。
   珍しく「真っ黒」ではなく白い飴釉が僅かにかかり、茶わんの中は朱色・・・軽く、大きさも手頃で、手に取り暫し感動!

   今回は「顔」が効きまして(笑)四客目のお席をを頂きまして、ラッキー致しました。

   それにしましても、五年ぶり、歳月の流れを感じましたねえ〜〜!
   大先生は耳が遠く、橋本先生も、久々にお会いした他の先生方もお年をお召しでした。
   お運びの面々も私よりは年上のご様子の方ばかり・・・

   年を重ねてもお若い方でも、正座の出来にくい時代です。
   それに多生経費のかかるお稽古ごと故・・・茶道の将来が危ぶまれます 

   

   さて、お話しはかわるのですが。
   これはわたくしの大切にしている「帯」元々丸帯(今は織られていません)でした。
   ご縁があってわたくしの元に。丸帯を締めることのない現代。袋帯と名古屋の二本に
   仕立て直して・・・主要な時に締めています。

   お点前さんがでて来られたとき・・・ビックリ・・・同じ帯をまとっていらしゃるのです。
   え〜〜〜〜!同じ帯が!あったんだ!
   席が終わって早速お尋ね。「母が嫁入りの時持って来たんですよ。戦後すぐのことでした。」
   橋本先生の姪御さんでした。
   橋本先生も「貴女以前締めていらしたわねえ。同じやな〜と。おぼえていますよ。姉の嫁入り道具の一本だったのよ」

   もう!ホントに!ホントに!大ビックリ! 
   ざっと計算しましても【70年】は経ていることになります。
   そんな貴重な物が、わたくしの手元に・・・・感動して「鳥肌」

   久しぶりのお茶会・・・今日も数奇な出会いを頂きました。

   2014/05/11 MOTHER'S DAY生涯忘れられない思い出深い、一日となりました。

   今日はこんなお話しでした。
   ご訪問下さいました皆様、有難うございました・・・・・・
   
   

   

   

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