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矢倉岳から洒水の滝を歩く(2/4) 

2014年04月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

サークル「晴れたらいいね」オフ会

 今日は、陽気が良いので、山頂の昼食休憩はゆっくり取った。到着時は無人だったが、2人連れのハイカーが2組、反対側から登って来た。地蔵堂からのコースか足柄峠からであろう。12時55分、矢倉岳山頂を後にする。こちらの登山道も急傾斜である。足柄峠と二十一世紀の森への道の分岐のある山伏平は標高730m、山頂からの水平距離は約500m、平均斜度は16度弱である。階段が壊れたりしていて、こちらの登りも大変そうだった。ヤシャブシやマメザクラの木の花やユリワサビの草花を眺めたりしながら、一気に下る。
 20分弱で山伏平に到着。ここからV字状に折り返し、一旦矢倉岳北面の洒水の滝に流れる滝沢川の源流の小さな流れを越え、緩やかに登り返して二十一世紀の森に繋がる尾根に出る。ずっと檜の植林の中の尾根である。しばらくは下生えの潅木も草も無い道だった。
 1時43分、尾根の稜線を辿って浜居場城址を経て二十一世紀の森に至る道と北面を巻いて二十一世紀の森に至る道の分岐に出た。ここは先が長いので巻き道を選ぶ。標高が下がるに連れて、林床にも緑が見られるようになる。ユリワサビの花が再び見られるようになり、先にやや大きい白い花があるので、もしやニリンソウかと思ったが、近付くとコミヤマカタバミ(小深山片喰)の花だった。コミヤマカタバミはそう多く見られる花ではないので嬉しかった。山伏平からのコースでは全くハイカーとは出会わなかったが、植林の調査をしていた様子の3人が斜面を下ってくるのと会った。林道の終点まで車で来たようで、二十一世紀の森のセントラル広場に出る寸前に、神奈川県の表示のある車で追い越して行った。
 2時13分、セントラル広場に到着。二十一世紀の森は、神奈川県立の公園で、「森林と林業に親しんでいただくための施設です。面積:107ha」と看板に書かれていた。セントラル広場は芝生広場になっていて、周囲には山桜などが綺麗に咲いていた。しばらくは高原状の緩やかな地形の中を通る舗装道路歩きになる。まだ標高500m以上もある山の上という感じではなく、山麓にある公園の中に居るような錯覚を覚える。県内の市町村の木の樹木園を横に見ながら、展望広場に向かう。展望広場には休憩所兼球果乾燥所の建物とトイレがあった。ここで10分ほどトイレ休憩。
 展望広場脇にヒノキの採種園があり、幹が上に伸びないようにカットされたヒノキが並んでいて枝の下には巨大な捕虫網のようなネットが付けられていた。ここに落とした果実を乾燥させて種子を取り出すのだろう。展望広場を過ぎたところに、洒水の滝に向かうコースの一つの入口がある。二十一世紀の森と洒水の滝の間のハイキングコースは、公式には崩壊箇所があり通行禁止である。入口に行ってみるとロープが張られて通行止めの札が下がっていた。ここから滝脇林道に下るルートはかなり道が土砂流出で抉られているそうなので、もう1本の道TV塔経由を歩くつもりでいた。そちらも通行止めではあるが、ネット上の記事でそう危険な場所は無いと読んでいた。
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写真は、「矢倉岳から山伏平への下り道で見たマメザクラ(豆桜)」と「『二十一世紀のの森』案内板」



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