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むぅびぃ・とりっぷ

「昭和怪優伝」でのあの琴線に触れるお話 

2014年02月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

会社にて、何気に天地真理の話題が出て、去年入社した社員が、「そん
な人、知らない」と言うので驚いた。
それはまあ考えて見れば、知らなくて当たり前、彼女か活躍していたと
きからもう40年たってるんだから。

でも、瞬間、「それはずいぶん芸能会にうとい人間で、面白みがない」と
思ったものだ。
『あんなに一時期、光輝いていたスターを知らないなんて、信じられない』
と。まあ、ちょっと考えれば、それだけ自分が年寄りになってしまったと
いうことだろう。

ところで、天地真理を知らないんだから、当然、今の人は成田三樹夫
や天地茂(天地真理とは、何の関連もないけど・・・)なんかも知らな
いだろう。

二人は一度みたらそのキャラの濃さで忘れられない俳優。その二人を
含む12名の俳優、女優としての活躍を書いたのが、鹿島茂著作の「昭和
怪優伝」という本。

『成田三樹夫が実は地元の高校を卒業して、東大に入学している』とか、
『天地茂は色男としてのキャラクターのすべては、顔は正面を向きながら、
目だけはヒーローやヒロインのほうに向けてスキをうかがうこの「横目」
にある。』など、いろんな視点から書いてあり楽しく読めた。

ただし映画のストーリ紹介になると、文章のパワーがズドンと落ちる。
わかりづらい。
その反面、僕が面白いと思った箇所は作者が映画でエロスを感じた部分の
お話。ばくはしまいに、その部分に出会う事だけのために読み続けだ。

例えば、1958年の日活作品「陽のあたる坂道」の、北原三枝が裕次郎の部屋
のソファーに座っていて、その跡に裕次郎が座ったときに言うセリフ。
「あっ、たか子さんの体温が残っていて、お尻が暖けえや」
鹿島氏はこのセリフに非情にエロティックなものを感じてしまったという。

エロの琴線に触れたというか、エロのツボを押されたというか、
とにかくソファに残った女のお尻の暖かさひとつで『陽のあたる坂道』は
永遠に記憶に残る作品となったのだ・・・・・・との事。

なんていいエピソード。僕にも忘れられないお話の一つとして頭の中に
残ってくれる。

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