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一歩前進!
小さな親切! 余計な親切?
2013年10月24日
テーマ:日常
16:10 曇り時々雨
昨日、孫達の居る新浦安に行く電車の中での出来ごと。
小生が座っている中央座席の、向かい側の座席の数人を空けたドア際に、小6位に見える女児が母親の膝の上にぐっすり(ぐったり)と眠っていた。
午後4時過ぎだから乗客も少なく、電車の中で眠る事のできない小生には、向かい側の乗客の様子も自然と目に入る。
暫くして40代後半に見える母親も眠り始めた。
当然、下車駅が気になり熟睡は出来ていないのだろう時々目を開け途中駅を確認している。
彼女等の足元に切符が落ちているのに気が付いた。
最初から落ちていたのだろうか?
それともどちらかが落としたのだろうか?
子供が小6だとしたら切符は必要だが、スイカかも?
と想像しているとたまたま母親が目を覚ました。
すかさず指を指して下に何か落ちてますよと思わせたが、残念ながら母親は小生の仕草に気が付かなかった。
通過駅を確認している様子から「西船橋」で下りるなと思いつつ、
落ちてることを教えなかったら、改札口で慌てるだろうなぁ〜とか、
親子喧嘩が起こるだろうなぁ〜とか、
駅員に事情話せば直ぐ解決するかとか思いつつ、
どのタイミングで教えようか?
知らぬ振りをしようか?
とか色々考えた。
幸いまた、母親が目を覚まして様子を見ている。
今度は前より大きな仕草で切符が落ちている事を知らせると、サッと切符を左手で拾いズボンのポケットに手を入れて、自分の切符を確認した。
改めて拾った切符が子供の分だと確認出来たのか2枚ともポケットに入れた。
小生に向かって笑顔で目礼位はするかなぁ〜と想像したが何もなかった。・・・・・・。
予想どうり「西船橋」で下りるのだろう、近づくと子供を起こしリュックを背負わせ準備を始めた。
電車が止まると、わざわざ小生の前を通り、気持ち頭を下げて下車して行った。
「ありがとうございました」とか「助かりました」等本心の言葉は無かった。
小さな親切! 余計な親切?
少し寂しかった。
挨拶言葉も笑顔も無かったので、余計な事をしたのかとも考えたが、お礼を貰いため切符が落ちていることを教えた訳ではないので良しとしよう。
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