点声塵語

スキンシップ♪ 

2013年07月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

老いて行くと、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感も鈍くなって行くと云われている。
その変化に気が付かないのが、一般的なようで、はっきり気が付いた頃は、既に遅かった、と云う事になり兼ねない。
きょう、ある冊子で、有名な医学者の"老いてなお感覚の高まりを"と云うコラムを目にした、その中で触感の大切さを、強調されていたのが印象的だった。
生まれてから、親と・友と・恋人と・夫婦でと、肌を触れ合うスキンシップで、安心とか親愛とか恋愛、そして一体感とか絆を感じながら、人間形成がなされて来たのだと、段階的なスキンシップが足りないと、本能的に満たされず、途中で歪んでしまう事もあると記されていた。
昨今、都市型の非人間的な悲惨な事件が多いのも、そんな背景があるのかも知れない。
自然の野山へ行くと、本来持っている五感の能力が生かされ、感性が高まり、心身が活性化するのだ、とも説いている。
先々月、メンバーの"良香"さんのプログで"苔の花"の中に、お坊さんの勧めで苔を触ってみたら、不思議に心を癒された、と載っていた。
それ以来、苔や花びらや葉っぱの柔らかい感触を、時には樹皮にも触って、互いの生を確かめるようにしている。
きょうも、少し熟れた梅を掌にしたが、なかなか好い感触だった、少年の頃に帰った気持ちに。
これからも、普段の日常にない刺激と、小さな感動を求めて、出歩きたいと思っている。
願わくば、頭は老いても、青年の様な感受性を持ち続けたいものだ。



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森林浴

さん

早朝の森林浴は五感をフル回転させるには最高です。
鳥のさえずり、風で葉がこすれ合う音。
そして草木の葉の形に色の違いを肌で感じる事も。
出会うたびに違った感動を覚えます。
五感以上の第六感までが研ぎ澄まされそうです。

2013/07/06 21:12:37

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