亡き両親の姿とＯＢ会

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ももこのひとり言

2013年06月01日ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

高校時代のクラブのＯＢ会が倉敷市由加山にあるホテルで開催されました。

今回は恩師を入れて8人でこじんまりと温かい雰囲気で終始しました。

今日は恩師の82歳の誕生日、そのお祝いの会でもありました。

卒業後50年で初めて参加した人も二人。

少ない人数だとみんなの顔がよく見え声が聞こえ話せて素敵な5時間でした。

初めて出席の後輩の一人が会場のホテルすぐ近くでした。

近くに小学校時代の友人がいるので彼女に友人の消息を尋ねたら

「昨日会ったばかりよ。連絡してあげる」でとんとんと話が進んで

懐かしい友人がホテルまで来てくれました。

40数年ぶりの再会でした。

その友人は家庭の事情で中学を卒業とともに社会に出ていました。

それでも会えば親しく話し、我が家へ来てくれたり、両親がいない夜、泊まってくれたことも
ありました。

初めて今日、彼女から聞きました。

30年近く前、私が病を得て手術が決まった時、母はここの由加神社にお参りに来たそうです。

そして彼女の家へ寄り話をしたとか。

「あそこのバス停でバスを待ちながらおばちゃんと話したんよ。」と言われました。

子供の頃からの友人、母も彼女のことをよく知っていたから話せたようでした。

私はちっとも知らず、母の心情に思いを巡らせました。

また、今日初めて出席した彼女からは父の話が出て来て本当に驚きました。

それも終戦前の話です。

だから彼女もお母さんから聞かされた話だそうです。

その頃は山羊の乳で育った子供も多かった時。

私の父は獣医でした。

彼女の家の山羊が体調を崩し乳がでなくなって　私の父が山の上まで往診に行き

山羊は助かり乳を飲み続けることが出来たと。

彼女のお母さんはそのことを有難く思ってくれて事あるごとに話題にしていたそうです。

今日の会に出たことで両親の姿に触れられたことが一番の嬉しかったことでした。

また、今日82歳を迎えた先生からお土産を頂きました。

先生の育てた「お米」です。奥さま、息子さんとの合作でこの姿で届きました。

退職後はお米、野菜、果物を育てグランドゴルフを楽しんでいる恩師です。

米寿まではまだ5年もあるからその間にももう一度会おう、でお開きになりました。