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熊野古道中辺路を歩く・後半 

2013年04月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

車の中ではよく眠れません。 5時前には起きだして車内の整理をしたりして、朝食はバナナ1本と柿の種をポリ
ポリと食べました。 6時には道の駅から熊野本宮大社前の熊野本宮館の駐車場へ向います。 ここへ下りて来
るため、タクシーはここから乗る予約にしてありました。

カミさんがタクシーの運ちゃんとぺちゃくちゃ話をしているうちに、昨日の到達点 継桜王子につきまして、7時には
歩き出しました。途中追い抜かれて先へ行かれた方で、昨日滝尻王子から歩かれたと確認出来た方は、若い
単独の女性、でっぷりした男性、我々より少し若いかなと思われるご夫婦くらいです。

自動車も通る道を歩いて中川王子、そして小広王子へ。ここで早くも休憩してクッキーを食べました。お腹が鳴る
のです。 熊瀬川王子辺りからは歩き甲斐がある道で、草鞋峠から長い女坂を下ります。谷まで下ると4kmもの
迂回路で、これがかなりきつい登りでした。 4kmの間は「熊野古道 迂回路」の標識だけなのです。

熊瀬川王子


草鞋峠への登り


草鞋峠 越えた処からの写真、女坂の始まり


女坂を谷川まで降りきって、迂回路は谷川を渡りこの斜面を登ってきます。


蛇形地蔵で古道に戻ります。湯川一族発祥の地の湯川王子から三越峠へ登ります。ここは道路が通っていて
休憩所があります。タクシーの運ちゃんの話では、普段あまり山歩きをされない人は、ここで歩く気力を失い、消
防署へ電話をするそうで、消防署からタクシー会社に連絡が来るそうです。三日続けてタクシーが呼ばれたこと
があったそうです。全然たいした登りではないんですけどね。標高は500m程だそうです。

蛇形地蔵 蛇のウロコの様に見える海藻の化石を背にしているのでこう呼ばれているとか


湯川王子


湯川には広い屋敷跡があり、昔上皇などが宿泊し、風呂に入ったとか、右側は石積みが残っている


三越峠の関所跡 この門をくぐって下ります


峠から下ってゆくと、沢山の石垣が見られる集落跡を通りますが、その先は大きな崩落地となっていて、大雨の
ときは通過するのは躊躇われます。そこからは川沿いの広い道で、赤木越えの分岐点もあります。気持ちの好
い道を歩いて猪鼻王子へ。発心門王子へは急な坂を登ります。ここは道路沿いでバス停がありました。ここで
一応お昼の大休止です。またクッキーや柿の種や甘夏ミカン、チョコレート等です。

大崩落地 


発心門王子


それからは下りが多く、水呑王子から伏拝王子へ、ここには和泉式部の供養塔があります。後は長い下りが
続きます。住宅街に出て本宮大社直前に最後の王子、祓戸王子があります。熊野本宮大社は立派な建物が
軒を連ねています。今日は人は多くはありません。門から入ると撮影禁止とありましたが、皆さん気にされて
いない様子でした。

熊野古道は本宮大社の中を歩いてここへ出ます。 熊野本宮大社入口です。


それから大斎原の高さ34mの大鳥居を観にゆくが、鳥居の写真を撮っただけで引き返した。早く蕎麦でも食べ
たかったのです。しかし、なんとなんと食事処は全部、喫茶店までが定休日で店を締めていたのです。そこで
道の駅まで車を走らせれば良かったのですが、気が回らず、小さい小さいコンビニとあったお店で、菓子パン
と缶詰と小さな缶ビールを買って車の中で休憩したのです。ほんの一口のビールが美味しかったですね。

大斎原の大鳥居


早く着いたのでゆっくりしてから昨夜の公営クアハウスへ浸かり、福井へ向かって走りました。途中サービス
エリアで仮眠をとりまして、明るくなる頃無事我が家に到着しました。

GPSの記録では歩いた距離は27.3km、歩き出して車に戻るまで約9時間でした。
車の走行距離は875km。高速道路は鯖江ICから南紀田辺(終点)まで続いていまして、日曜日と深夜の走行
で、往復1万円程でした。あとはガソリン代というところでしょうか。

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