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いつまでも浦和レッズ

心に残っている浦和レッズの試合(その2) 

2013年03月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:思い出

浦和レッズがJ2からJ1に昇格(復帰)したのは2001年だった。
2000年シーズンをJ2で過ごしたが、その1年間だけでJ1に戻って来られた。
しかし、その1年の最終節までもつれ、延長Vゴールで辛くもJ2の2位に滑り込むことになるとは(2位なら昇格)私を含めたレッズサポーターの全員が予想していなかったのでは無いか?

序盤こそ勝ち点を伸ばし首位を独走したが、中盤から終盤にかけは苦戦が続き、一時は3位に順位を落としたこともあった。

最終節を向かえた時は、2位浦和レッズ(勝点80、得失点差+41)、3位大分トリニータ(勝点78、得失点差+41)だった。
これは、3位の大分にもJ1に昇格できる可能性がある差だった。
試合は浦和レッズ対サガン鳥栖、大分トリニータ対大宮アルディージャで、共に昇格を狙うチームのホームゲームだった。

両試合とも午後1時にキックオフ。浦和にとっては、90分でもVゴールでもとにかく勝てば昇格確定なのだが、この試合、大分が90分以内に1-0で勝利を決めたため、90分では1-1の引き分けだった浦和レッズはこの時点でVゴールが必須になった。

延長開始5分、浦和レッズはFKを得た。そのFKは相手の壁に弾かれたが、こぼれ玉が途中出場の土橋正樹選手に渡る。体でワントラップしたあとの25m近いミドルシュートが左足から放たれ、これがネットに突き刺さって歓喜のVゴールとなった。

前年の最終節での福田正博選手の「世界で一番悲しいVゴール」もむなしくJ2へと陥落した浦和レッズはこの日、その時と同じ駒場スタジアムで、同じ延長Vゴールにより1年でのJ1復帰を果たした。
J2に落ちても、離れなかったサポーターへの最大のプレゼントだった。



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