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流老記
救い難し。
2013年03月07日
テーマ:テーマ無し
朝から暖かい一日。
予報通りに
歩くと暑いぐらいの気温。
用事を済ませに駅の売店まで行ったが
陽気の良さにつられ
下りの終着駅まで電車に乗ってしまった。
電車に揺られて
うつらうつらする心地よさは久し振り。
車窓からは
梅があちらこちらで開花しているのが見え
まるで春本番のよう。
ああやっと
季節を楽しめる歳になったのだ、
いや成れたのだと自覚する。
20年前なら
とても信じられないほど
季節の移り変わりより
経済社会の移り変わりに目を凝らしていた。
毎日が猜疑心と不安と対応に追われ
その圧迫から逃れるように荒んだ生活の連続。
梅の花一輪にも及ばない自身の生き方が
ここにきて悔まれる…なんて、
なまぐさ坊主の言いわけみたいだな。
さてと
座禅でも組んで煩悩を払うとしようか。
色即是空、空即是色…、酒池肉林(喝!)
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