ウイールマン

イチロー 

2012年07月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

大リーグで本当の意味で活躍した選手は、野茂、イチローくらいでは。

他の日本人選手はあまり話題にはならなかった。松井、松坂も普通の大リーガー。

アメリカ大リーグといっても、各国から選手が集まるので、外国から来た選手といっても特別扱いはされないし、中南米から来た選手のほうが注目されやすい。

イチローはかなりのハンデイーを持って大リーグに入団した。 まず体が小さく、アメリカで脚光をあびるホームランバッターでもない。

いくら日本で活躍してところで、大リーグはちがう。日本でしたような活躍は期待できないと、何の注目もなかった。

最初の試合、アナウンサーはイチローの事を”日本では屈指の打者だった”と解説。  つまりもう過去の事で、大リーグに来た以上は普通の選手。

そして後半になりゲームが緊迫してきた時、走者2塁でイチローのところに多少大きめのフライ。 イチローはキャッチそして大変なことがおきた。

2塁走者は当然3塁に走る。 そしてイチローは投げた、すばらしい送球、ノーバウンドで3塁のミットに。そして塁審のアウトの宣告。

そのあとは全てが沈黙。アナウンサーもそし観客も。
皆あぜんとした。あの騒がしかった球場全体が一瞬ただ沈黙。
そしてイチローのアップ。彼はどうだ見たことかという顔。
そして後は皆騒然と。解説者もうーん信じられません" Oh my God. I can't believe this"

テレビで観戦していた私は、今でも忘れられない光景だった。あんなことは大リーグを見ていて初めてだ。 
強肩の集まりの大リーグの選手でも、あれだけの返球を出来る選手はいないだろう。ましてやあの細い体で、あの返球。

その後も脚光を浴びるホームランを狙うのでもなく、地道に野球の基本であるヒットと守備に徹していた。日本では大きな話題となったシズラーの記録を破った時さえも、実際アメリカでは、ほとんど話題にはならなかった。
大リーグはベーブルースに代表されるように、派手なホームランだけが話題になる。

日本でもアメリカでもマイナーな球団でプレイ。松井のように巨人ーヤンキースのように常に脚光をあびるメイジャーの球団でプレイしてはいない。

あるとき解説者がイチローの事を ”いつも1番早く球場に来てストレッチを始め、試合の後最後まで残ってまた体の調整をしている”
金勘定ばかりしている、大リーグの選手もイチローを見習うべきだと。

そんなイチローが今回は悪評の高いヤンキース。そして8番打者。球団は別にこの選手は必要ないけど、仕方なく入団させたとのコメント。

今シーズンだけでもいい。あのヤンキースを打ち負かしてほしい。彼が最初にメージャーリーグに来たときのように。

イチローからは、野球ではなく人生を学ぶことが多い。



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ヤンキース

ウイールマンさん

この球団は、すべて金で解決出来ると思っているようです。優勝も金で買おうとする。

スーパースターを高い契約金で獲得すれば、当然それは強いチームが出来るはずですが、、、自分のチームで努力していい選手を作り上げていくことはしなくて、他球団で実績が上がった選手を、どんどん引き抜く。引き抜かれた中小球団はさんざんですよ。
ヤンキースの選手に払う年棒は、中小球団の10倍くらい。
いくらプロとはいえ、これではあまりひどすぎる。皆さん文句も出ますよ。やんキーズの10分の一の年棒で四苦八苦していた、あのイチローのいたマリナーズは今年赤字。 なにか球団を売りに出すとか。

2012/07/26 13:07:40

ヤンキース

吾喰楽さん

興味深く拝読しました。

>そんなイチローが今回は悪評の高いヤンキース。

どんな悪評ですか?

MVPの松井選手を放出した時は、いささか驚きました。
年俸と実績の対比は、非常にシビアーらしいですね。

2012/07/26 08:37:21

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