ウイールマン

東北大震災と、アメリカコロナ 

2021年03月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

アメリカで今日は3月10日。 今日本は3月11日。
今から10年前、あの大震災があった日。

夜11時頃、息子から電話があり、今日本に大変な事が起きてる。
テレビで緊急放送をしていると、、、 

すぐテレビをつけると、大津波が街を襲い始めている光景が、目の前に映し出された。

懐かしい祖国日本が、大津波に襲われていた。
真っ黒な濁流が、家屋や道路、また道を走っている車に襲いかかり、のみ込んでいく光景。
懐かしい、あの情緒に満ちた東北の海に火災が起き、暗闇の中で海が燃えがっている。

今でも鮮明に脳裏に焼き付いている、決して忘れる事の出来ない10年前の光景。

今は、震災のあった地方も、10年後に立派に立ち直っている光景を、テレビで見ると、とても日本の底力の強さを感じる。
このアメリカと、太平洋大戦争、そして大敗。
しかし戦後の復興は凄まじくし、あっという間に、世界第2の経済国にとなった。

そしてアメリカでは、、、、
ちょうど今から1年程前、、、あの悪名高いトランプが臨時緊急放送。
全てのチャンネルが、その緊急放送を放映している。
ちょうど、あの日本の大震災の放送と同じようだ。
今日から直ちにアメリカ全土で、都市封鎖。

見ている本人は、何が何だかよく理解できない、、、、
「エッ、一体何のこと」またあのトランプが、とんでもない事を言ってると。
次の日、、、、春の日が、眩しく輝いていたいたカリフォルニアが
ゴーストタウンと。

あの光景は、今だ忘れることが出来ない。

外を見ても、車が走っていない、もちろん誰も歩いてはいないし、
街がシーンと静まり返っている。
何か昔、映画で見たような光景。

突然食料品や生活必需品がなくなる。
慌ててスーパーに行けども、棚は空っぽで何もない。
テレビでは、政府の役人達が、今は外には出るな。
「家には多少の食料品があるはずだ。死にたくないのなら、1週間は家でジーッとしていろ」
とがなり立てる。

家にジーッとしている事にはいかない。
何しろ食料品のストックがあまりない。
朝早くから、家族の為に、食料品を探しまわる日々が続く。
店には長蛇の列。一時間並んで手に入る食料品は、たった1日分。
でも何か手に入るだけましだ。

今はただ生きていくために、家族の為に何としてでも、
食べ物を手に入れなくてはいけない。

外に出て、自分がコロナにかかる危険があっても、
皆の為、生きてく為、何とか食べ物は手に入れなくてはとの日々が続く。

そして例のごとく、いつもの暴動が始まる。 
情けない、、、、、しかし、何かわかる気もするのだ。
これが世界の最大国、アメリカなのだ。

このコロナのアメリカでの死亡者は、約50万人、感染者は数限りない。

知人や親戚にはコロナにかかり、大変な思いをした人達も数多くいるし、実際、知人がこのコロナで亡くなった。
我が家でもこのコロナのせいで、心痛める出来事が起きている。

1年後、待ちに待った、ワクチン接種が昨年末から始まる。
政府発表では、7月までにアメリカ全国民のワクチン接種を目指すとの事。
同じような大災害が、10年後にあった世界最大国のアメリカが、
日本と同じように復興を達成できるか、静かに見守っていきたい。



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