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流老記

バス事故。 

2012年05月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

明け方に激しい雷鳴。
警報が出されるほどの大雨で
早くから目覚める。

TVを点けると
バス事故のその後を流しているが
統計グラフに目が止まる。

基本的に統計とかグラフは信用していない。
基準の設定次第で
どうにでも見た目加工ができるから。

会社勤めの頃
会議や販促資料として
統計やグラフを嫌になるほど作成したっけ。

数字に弱い人間ほど
この統計やグラフに騙される。
今はどうだか知らないけれど
あの頃は騙す目的で作成するのが
当たり前の企業社会だった。

交通事故死者数もトリックがある。
事故後24時間以内に亡くなった数だけが
発表されているから
実態は2〜3割ほど多くなるのではないか。

けれど
問題はそこにあるのではなく
事故で一命を取りとめても重度の障害が残り
あとの長い人生を
苦しみながら生きて行かなければならない
被害者たちだと思う。

加害者は数年の務所暮らしで出てきて
あとは行方をくらましてしまえば
時折自責の念を感じるだけで済ませられるが
被害者の心境としては
年を経るごとに憎しみとやるせなさが増大する。

身近に
そんな人を知っているから
こんなことが言いきれる。

そして
加害者になるも被害者になるも
明日は我が身かもしれないということ。
これは統計的にも
宝くじ1等に当たるより確率はとても高い。



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