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流老記

記憶のかなたに 

2012年03月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

地下鉄サリン事件からもう17年かあ。

あの朝、ちょっとした偶然が
人生を変えていたかもしれない。

霞が関駅そばの省庁へ朝一で打ち合わせがあり
たまたま社用車が空いていたのでそれに乗り
庁舎に着いてすぐあの騒ぎ。

地下鉄に乗っていたらドンピシャのタイミングだった。

運不運など紙一重なんだと
あとから背筋の震えた記憶がいまだに残る。

それ以来かなあ、
仕事でも何でも無理押ししないようになったのは。

横断歩道の信号が点滅したら無理して行かない、とか
電車の発車ベルが鳴ったら無理して乗らない、とか
積極性に欠けると批判されたけれど
あの事件を目の前にしたら
人生観が変わってもおかしくないさ。

若い頃は山をやっていて
死にかけたことが三度ほどあったけれど
また山へ出かけたりして
人生観が変わるどころか山で死ねれば本望だ、なんて
若気の至りで粋がっていたのが懐かしい。

それでも
色々な出来事は
時間の流れとともに記憶のかなたに遠のいて
何かの拍子に思い出すだけ。

都合の悪い記憶はどんどん遠避けて
何とか今日を生きて行くしかないぜ。



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