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上海大学シニア留学日記

中国福建省周遊の旅〜アモイ市内観光(4日目) 

2011年11月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


旅の4日目。今日はゆっくり9時の出発だ。
それでも、朝食がすぐ無くなってしまうので、
7時には朝食会場に行く。







(朝食は品数が少なく、4日間同じメニューだった。)



9時ホテルを出発。最初は島の南岸にある
胡里山砲台を訪れる。
1896年に5年の歳月をかけて完成した海上防衛の
ための要塞だ。
折しも1894年に勃発した日清戦争に清が敗れ、
1895年台湾を日本に割譲された時期と重なる。
その台湾の金門島はアモイ島から数kmの対岸に
位置する。


建設時にドイツのクルップ社から2門の大砲を購入したが
現存するのは1門のみだ。砲口の直径は28cm、砲身の
全長は約14m、射程距離が約1万mと当時としては
世界最高の性能であった。
その他にも中砲など10門ほど残っている。




(中砲)



(当時としては世界最高の性能を誇る大砲)



10時からは当時を再現したショーが行われ、空砲が
打たれたが、腹にズシンと響く大きな音がして吃驚した。



(当時を再現したショー)


それにしても、対岸のすぐ彼方には台湾領の小島が見え、
中国と台湾の微妙な政治状況を感じ取れる。




(すぐ近くには台湾領の小島が見える。)


次に、中国茶の店へ行って、中国茶道体験とショッピング
体験。もともとお茶は中国では他の商品と比べ珍重され、
値段が高いが、なお、外人観光客向けの茶店は高い。
私は何も買わなかった。



(茶店の前には軽トラックの荷台に南国の見たこともない
フルーツを一杯積んだ果物屋が売りに来ている。)


昼食は、海岸のすぐ傍の大きな海鮮レストラン。
我々の後に、現地の小学生の団体が入って来て、
賑やかになったが、出された料理は我々ツアーと
一緒のメニューだった。
中国人も豊かな生活を享受するようになったと感心した。



(海岸の光景)



(レストラン光景)




(小学生達のテーブル)

午後からは五老峰にある15世紀初期に創建された
「南普陀寺」を訪れる。
浙江省の普陀山の南に位置するので南普陀寺と
呼ばれるようになったそうだ。
浙江省の普陀山は上海留学時代、友人と苦労して
行ったところなので印象深い。
「南普陀寺」は大きな古刹で大勢の中国人も参拝に
訪れていたが、いつも仏教寺院を訪れると、何故か
若い女性が熱心に拝んでいる光景を目にする。






(南普陀寺山門)



(南普陀寺天王殿)



(熱心に拝む若者たち)



(巨岩があちこちに点在し、字が彫ってある。)

ここから、またバスで移動し、「華僑博物院」を見学する。
華僑はここ福建省や広東省出身者が多いとされるが
約5,000万人が東南アジアを中心に世界各地に
点在し、商売などで成功を収めている。
華僑博物院はそのリーダー的存在だった陳嘉庚によって
1959年創設された華僑の歴史を知らしめる博物館だ。
建物の形状がとてもユニークだ。




(華僑博物院)

16時に今度は市の中心部にある「厦門歴史博物館」を
訪れる。歴史博物館の前が公園になっており、ここで
小学生同士の喧嘩で負けた方の子の母親が、勝った
男の子を激しい言葉で罵り、その内二人が取っ組み合いの
喧嘩となる光景に接した。
結果、男の子がボコボコに母親から殴られ、唇から血が
出る。警備員二人がその場にいたが、仲裁に入らない。
典型的な一人っ子政策による親の溺愛と中国人の
事無かれ主義を同時に垣間見たような気がする。



(歴史博物館の前庭)


歴史博物館の見学の後、すぐ近くの「大潤発(LTマート)」
という大型スーパーで買物タイム。
「大潤発」は上海大学時代、1週間に何度も通った
スーパーで大変懐かしい。
ここで、私は土産を購入。中国での食料品の土産は
なるべく大型店で著名なブランドを買うのが安心だ。



(大型スーパー大潤発(LTマート)の店内)



1時間のショッピングタイムの後、ツアー最後の夕食。
「大潤発」の近くの広東料理のレストランに行く。
ツアー客同志はもうこの頃にはすっかり打ち解けて
来て、和やかな晩餐となる。
料理も最後に良い印象を与えるためか内容も
良く少し豪華だった。




(この豚肉料理は美味しかった。)



20時半、ホテルに戻り、マッサージに行こうか迷ったが、
結局止めて、厦門駅近くの商業施設をぶらつき、お土産を
買い足す。ホテルに戻り、スーツケースの荷物を整理する。


その後、いつものようにシャワーを浴び、缶ビールに紅星
二鍋酒を加えた寝酒を飲み、23時就寝。
もう明日は帰国だ。

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